✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

断酒854日目(130304)

昨夜は確か夜中の12時前に再スタートして、朝の6時まで執筆。

確かというのは、もう記憶が定かではないから。

ハッと気がついたら椅子で寝ていることに気がつき、コンタクトを外して、二度目の仮眠。

6時半ごろ(?)寝て、8時に目覚ましで起きる。

食欲無いが、トースト一枚にバターをたっぷり塗って、水で流し込む。

昼の12時(?)ごろまで書いて、また朦朧としてきたため、三度目の仮眠。

昼のニュースを見た記憶があるので、たぶん合っている。

2時ごろ起き(?)再開。

途中甘い甘い紅茶やプーアール茶、氷水、サプリメントなど飲むも、なんだかわからず。

先ほど6時10分ようやく完成。

総ページ数272ページ。

本日だけで(本日というのが何時からを言うのか、それがわからない)42ページ書いた。

原稿用紙にして65枚前後だろうか。

午後3時ごろ(?)編集長宛に248ページだったか、キリのいいところまでをいったん送付したのだが、返信されてきた文面から見ると、やはり今日がデッドらしくて、朦朧としたまま作業を続ける。

もう脳と身体の両方が悲鳴を上げていて、

(もうやめて。今日はこれ以上書かないで)

と訴えているのがありありとわかる。

こういう状態になったとき、最後の手段が酒だった。

飲みすぎてもだめだし、飲む時間が長引いてもダメなのだが、数時間は脳と身体に喝が入るのである。

というより、辛いという感覚がマヒするだけなんだろうけど、なんだか頭が冴えて、身体の苦痛が消えるような……錯覚なんだけど。

 

そういう書き方をしていて、なおかつ経済的、そして元妻とのやり合いがあったから、気付け薬として飲んだはずの酒が、いつのまにか酩酊するための酒に変わってしまい、そのストレスもまた、大きく健康を損なっていたことは確かだと思う。

 

人にからんだり、暴力をふるったりするような悪い醉い方はまずしたことがなく、出入り禁止になって呑み屋なんてのも一軒もないのだが、元妻とやり合う前後だけは別だった。

たぶん憎いとかそういうことよりも、コワイという感覚だったんだと思う。

そんなに気が強い方じゃないから。

 

でも854日間酒を抜いてきて、今日ほど飲みたいと思ったのは初めてのこと。

やはり総枚数480枚以上書くという文庫のキツさは、短編の連載とか、アルバイト記事とかとは比べものにならない、もっと深~い沼に沈んでいくような感覚がある。

 

いや、長かった。

これで出版スケジュールに大きな変動がなければ、来月末に出版。

場合によっては5月末ということもあるだろうが、ともかく前回の文庫本の上梓から数えると、ちょうど20カ月ぶりの出版ということになる。

20カ月ぶり。

え……20カ月ぶりだ。

 

1年と8カ月……我が輩は前線からはずれていたのか。

筆が進まないのも当たり前だ。

仕事のカンが戻るだけで、長い時間を要したのだから。

 

どうしよう。

もう食事を作る気力がない。

今日食べたのは、トースト3枚とチーズのぶ厚いの1切れぐらいかな。あとはライオネス・コーヒーキャンデーぐらいのもの。

かといって、外食する金はないし……蕎麦を茹でるか、雑炊の素で古くなった(あれ……いつ保温始めたんだっけ……)ご飯を使って雑炊というよりお粥に近いものを作るか……

 

でも、疲れたけれども、肩の荷が下りた感じだな。

長い道のりだったな。

1年8カ月というブランクの間に、引越しを初めとして、いろんなことがあった……。

正直、娘に会いたい。

去年いちども会えなかったし、あんなに燃えて、

「会わないで勉強したい」

と意地っ張りだった娘が、やはりほとんどすべてに落っこちたせいか、年齢的に大人になったせいか、

「気分転換に会いたい」

と言い始めてくれたんだから。

(あ、そう書いたらちょっと涙が出てしまった)

 

茅ヶ崎市役所に差し押えられた還付金のうち、10万円が戻って来ることになったけど、それは早くて15日。

だから差押しないでって頼んだのにな。

払い戻しの時間がかかるから、たった1日でも困るような生活を送っているのでって頼んだのに……

佐倉市役所からも差押予告が来たけど、今日の午前中に電話をしてぜんぶ説明したら、

「それはちょっとあれですねえ。国税の戻り金は「余剰金」としてまずいちばんに取り立て対象になるんですが、あなたの場合は給料が入ってくるわけでもないし、それを取られちゃうと困窮しちゃうんでしょう? それはちょっとねえ」

と、徴税係の人が優しく感じられるぐらいなのだ。茅ヶ崎と比べると。

 

さてちょっと、台所に立って、考えよう。

何が作れるか、考えないとわからない。

ちょっと廃人。