断酒792日目(130101)
断酒792日目。
白砂糖セーブ②-8日目。
2時に覚醒した後、4時半、6時と覚醒続き、ようやくはっきりと意識が戻ったのが9時になってから。
さぼりさぼりとはいえ、ほとんど閉じこもりきりで仕事をしているからだろう。深い眠りと浅い眠りが交互に訪れているような気がする。
6時の覚醒以降は、夢を見ていた。
今の女性から、複数いる次の女性の誰かに、移される夢。
理屈はよくわからない。
彼女たちがかたわらで何ごとか話し合っているのを、旅の宿についた自分が、ベッドにあお向けになりながら、ぼんやりと耳にしている。
「結局、リキヤもこの人にはかなわなかったわよねえ」
その言葉をはっきりと覚えている。
誰だそれ。
安岡力也?
のわけないよな。
どうやら僕の前に、リキヤという名の人間がいて、そこから僕に移ってくるような気配だった。
去って行く女神の方は、なんだかやることはやったという雰囲気で、にこやかで爽やかに笑顔をふりまいていた。
いささか寂しさも感じていたが、引き留めてもどうにもならないこともわかっていて、あお向けになったまま、二、三、言葉を交わし、わずかに不平をひとつ言ったような気がする。
今朝から少し運命が違って来ているのかも知れない。
なんとなく、そんな気配を感じる。