✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■5/27(月) 断酒938日目(130527)

■7時起床(?)するも、深い睡眠をしたという感覚はゼロ。

確か夜中の3時前までもんもんとしていたから、その後睡眠も浅かったのだろう、目が覚めてしまった。

いきなりぶっ飛んだ目の前の仕事で、娘を夏休みに呼んで……などと悠長なことを言っている場合ではなくなり、家賃も裁判沙汰になるであろうし……

 

いやはや、人生最大の危機、最後の山は険しかったということか……

 

■fujisawa市役所からtujidouの駐輪所まで戻り、帰宅を始めたのが15時12分だった。

途中、自宅手前の小さな砂場のあるベンチで、いろいろ仕事関係など電話をしているうちに爆睡。

平たいベンチに大の字になって寝ておった (-ω-;)。

 

去年の秋、一ヶ月弱だけお願いした生活保護、その時はまだ雑誌の連載もあったし、家賃の滞納もなかったから、自主的に保護不要との申告をしたのだが、今回は部屋の明け渡し訴訟を起こされることになるし、連載もなくなってしまったし、さらには昨日の夜の一連のできごと(朝もメールが入っていた)で、当面収入がいつあるのかわからなくなってしまったから……もうしょうがない。

税金を払っている人たちには申し訳ないのだが、家を失い、光熱費も払えず、パソコンも使えなくなるわ料理も水も入手できなくなるし、もちろん主治医のところで高いクスリをもらうなんてことも出来なくなってしまう。

もう緊急事態として許してもらうほかはない。

「面白い作品を書きますから」と……

 

ふたたび提出する書類を集め、記入をして、市役所まで持って行かなくてはならない。たまたま今朝電話口に出た女性が、去年担当となった人間よりはるかに有能そうだし、人間としての温かみを持っているし……

いちばん最初に相談しに行ったときに話を聞いてくれたベテランは、お兄さんがフリーライターだそうで、話も早い。

ともかく家賃とクスリ代だけはなんとかしないととおっしゃってくれて、ようやくホッとした。

これで早く作品を書き(できれば2~3冊書き終えてしまいたい)、印税が入ってきたらなるべく早めに保護を辞退するつもり。

とにかく助けて……というのが今のどうしようもない希望。

 

娘も安い温しゃぶでいいし、chigasaki図書館まで最初のうちだけバス、次に僕の自転車で通うし、なにも買ってもらわなくてもいいと言ってくれたので、3年も顔を見ていない娘とようやく会えることに。

 

今を逃したら、どこかの大学に入って友だちと過ごす時間の方が楽しくなるだけだろうし、もっと僕が年をとって衰弱するまでは、しばらくバイバイになってしまうから、ラストチャンスなのだ。

(上の息子のときは、そのラストチャンスを利用することもできないまま、疎遠になってしまった)

こうしたことも税金で援助してもらうのだから、申し訳ないといえば本当に申し訳ないのだが……

いつか自分の名前がもう少し通ったら、fujisawa市民であることを履歴に書き、生活保護を受けたということを正直に書くつもりだ。

 

しかしそれにしても、最後の最後まで気が抜けない……本当に市役所でなんとかしないといけませんねと言われるまで、胃が痛くてしょうがなかったのだ。

世間様という言葉はあまり好きじゃないけれども、その世間様にお世話になり迷惑をかける存在となるのだから、心に残る作品を書いて報いるということしか、僕には残されていない……