✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■5/28(火) 断酒939日目(130528)

■午前5時起床したにもかかわらず、時間がよくわかっていなかったようで、ミニボウル一杯に入れたミックスチーズを食べ、朝1錠だけ飲む胃潰瘍の再発を阻止する目的のクスリを飲んでから、ようやくまだこんな時間なんだと気づく。

昨日は寝る前に「闇の列車、光の旅」を見ながら、途中で起きているのが不可能となったことを思い出して見ると、たぶん就寝したのが1時ごろ。

こりゃいかんと寝直す。すぐに爆睡。

 

8時過ぎ。先ほど娘から電話があり(なるべく朝晩電話をもらうことで話が決まった。自分がおかしなことをしゃべっているのか、しているのか、判然としない状態が続いてしまうのだ。人の言葉やしたことされたことを忘れてはいないのだが、それらが別々の状況としてしか捉えられないようで、まるで一個一個独立した話というか夢のように記憶に存在しているだけで、これがちょっと不安でたまらないから)、

「ごみ捨てして寝直してた。ありがとうね。だいじょうぶだよ」

と感謝の気持ちを述べてすぐに電話を切ったのだが、じいっと考えてみると、ごみ捨てなんかしていないんじゃないかと思い、立ち上がってベランダから外を見ると生ゴミの山。

8時までにごみ出しをするというのがここら辺のルールなので、あわてて途中までまとめておいた生ゴミの袋を縛り、捨てに行く。

ぎりぎり間に合ったが、これはたまたまごみ捨てする夢を見たからだけなのか、あるいはやはりアタマがおかしくて本気でごみ捨てをしたと思っているのか、なんだかよくわからない。

発芽玄米をセットするのも忘れていたし、このまま起きてしまう。

なんだかあと数時間でも寝ていたい雰囲気なので、昼飯をすませたらきっとまた寝てしまうだろう。

 

執筆、昨日から早く書きたくてうずうずしているのだが、いろんなことがいっぺんに持ち込まれて(なぜ嫌なことというのは集中するんだろう)、実は市役所に行って勝手に自分でホッとして、娘ともなんとか会えるんじゃないかと希望的観測をしただけで、実態は悪化したまま3つばかり横たわったまま改善されていないし、さらに昨日寝る前にも懸案がひとつ増えてしまって、少しも瀬戸際の状態が改善されていないというのに、心の声が、

(心配するよりもともかく書け)

と言ってくれているのか、或いはやはり脳波が狂っていて、痛みや心配ごとをそのまま受け入れない或いは認識できないか拒否しているのか……

(主治医の先生のところに行き始める前、徳州会の藪医者にしばらく治療をまかせていたのだが、クスリの使い方がその若い医者だけまったくわかっていなかったことがあとで判明したのだが、その時の数値をまだきちんとカクニンしていないのだが、脳に栄養が回らない状態で、肝性脳症とやらを発症していたとすると、妙におかしな高揚感とか、心配ごとを心配しない、大事な物をどんどん道に捨てるなど、奇矯な行動をとるようになるそうなのだが……これは現在カルニチン欠乏症として治療を受けているのと、症状としてはあまり変わらないという恐ろしさがあって、主治医はそうした心配ごとをなるべく伏せるというのが治療方針の先生だから、僕のように自分で勉強するタイプの患者には、よけい不安に陥る可能性もあり……)

 

肝性脳症のステージ1といういちばん軽い段階では、興奮状態はなく、睡眠障害で昼夜逆転があり、多幸気分でルンルンと日乗を過ごしているくせに突然抑うつ状態となりそうなのだが、どうもこれが僕にも当てはまっているような気がして……

さらにステージ2となると、まだ興奮状態はないが、現在の年月や時刻、自分のいる場所についてなどの基本的な状況把握ができなくなるという項目が増えるのだが、これはこの前トイレに行きたくてもどうしても寝室から抜け出せないことと一致するのではと思ってしまう。

傾眠状態もあるというが、これが5月にぶったおれて1週間トイレと台所に行くぐらいでほとんど寝ていたこととも合っているような……

(ただし、お金をばらまくなどの異常行動をとったりするなど、その他のひどい状況をともなっていないし、だいたいそこまで行ってしまったら、文庫を1冊書き上げるなんてことはできないだろうから、ここまで来ていないとは思うのだが)

 

なんだかこうして書いているうちに、ますます肝性脳症だったのが一時落ち着き、またひどくなったので症状が出て来たと言うことはないのかと疑ってしまう。

だからこの前の血液検査で、先生には珍しくあらゆる数値を調べる指示が出されていたのは、

「壁の時計を見ても、何時なのかわからず、わかったあとも、じゃああと何時間で出発だということがわかりません」

と僕が訴えたからなんだろうが、脳症というのは確かに他の原因でなることもあるし、一時的・一過性のこともあるし、初期の段階では専門医でも診断が難しいらしい。

 

まあ、原因がなんであれ、この生まれつき寂しがり屋で考えすぎでデリケートな人間にとっては、多少頭がいかれて「多幸感」を味わう状態となれば

(たしかに当時心療内科に通って抗不安症のクスリや睡眠剤を処方されていた。しかしもう大丈夫ですと言われて通院しなくなったのだが、不安症は治って、多幸感だけはそのままなんてことがあるのかどうかまったく不明。なんでも正直に言ってくれる大病院に、過去5年以上、3つの病院にまたがる検査結果だけ持って、意見を聞きにいくかなあ……治療は主治医にお任せするとしても)

これほど都合のいいことはない。

 

肝臓の数値その他、ありとあらゆる数値が、暴飲暴食を繰り返しているサラリーマンよりずっといいと言われているのだから、たとえ過去にそのような状態になっていたとしても、これ以上ひどくなることはめったにないだろうし……と希望的観測をしながら、長くなったのでいったんこの項は閉じることにしよう。