✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ たった100メートルもない商店街の一角を抜けられない!

2冊目はサン・テグジュベリの『夜間飛行』。

僕は物心ついたときからなぜか読書が非常にかたよる習性があって、誰もが読んだことのありそうな世界の名作とか、スポッと抜け落ちてる。

シャーロック・ホームズが面白いとなったら、もう新潮文庫のシリーズ全巻読んじゃったり、ポプラ社の冒険物をよんだら手に入る限りのジュール・ヴェルヌを読みあさったり、決してきちんとした本読みではないのであります。

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これ、装幀が新しいので、昨日僕が買った本とは違いますが。

このワゴンで手にしなかったら、一生読まなかったかも……。

あと1冊はただの雑学で『モノの数え方がズバリ!わかる本』(^◇^;)。

たとえばなぜ蝶を1頭、2頭と数えるかとか、まあその類の本。書斎には『数え方の辞典』というのがあるんだけれども、これは文章を書いていてわからないときに参照するだけで、決して国語辞典とか英和辞典とかのように読んでいてそれなりに面白いみたいなところがぜんぜんないので、まあバスにでも乗ってるときに読むのにちょうどいいかと。

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これはさすがに絶版みたいですね。まあ、似たような本は続々と出ただろうし。

これで200円は安いと思って店内に入ると……

おお……この古書店は岩波文庫とか講談社学術文庫とか、きちんとした本が綺麗な状態で売られているではないか。fujisawa駅北口でも一軒見つけたけれども、そこはみんなカバーもなくなっていかにも古色蒼然とした本ばかり並んでいて、買う喜びみたいなものが感じられなかったのに。

ああ、それからここは演劇や落語方面のコーナーがでかいな。おっ、さすがはsyonan。鎌倉の文士の本とかいっぱいあるじゃないか。

(この間に神奈中バス推定2台通過)

 

結局、その他買わなきゃいけないものがあるので、心を鬼にして200円だけ払って店を出たのだが、げげげ。ランチタイムがもう終わる時間じゃないか。に、2時になっちゃう。8時40分ごろ家を出たはずなのに、なんで?

と、思いつつ「shabby blue」のドアを開けていたアタシ。