■ 9/4(火) ①架空世界をふたつ持つことの辛さをあらためて……
断酒639日目。
11時30就寝。12時30分、2時、3時半と覚醒。
これが原因で昼寝せざるをえないのか、昼寝が原因でこうなっているのかわからないが、いい兆しとは言えず。
これでメラトニンを飲んでいなかったら、確実に睡眠障害に逆戻りだろう。
早く米国からのサプリが届けばいいのだが。
いつもの体操だかなんだかをやり、5時20分起床。
洗面後、体操の続き。体操と言っても仰向けかうつぶせか。起き上がれない。
6時ぎりぎり執筆スタート。
今日はこれから晴れて暑くなるそうだ。
昨夜はやはり書き下ろし文庫の方の原稿は書かずじまい。
しかもどうするかの結論が出せなかった。
やはり50枚というのは正直惜しいが、読者が高いお金を払って満足してくれるかどうか考えると、ぎりぎりのところ。心もとない。
疑わしきは捨てる、べきか。
一方、朝の原稿は好調。
現在昨日までの手直しを終え、これから先に進むところ。
思うに、自分で作り上げた架空の世界の住人にも、生命力の強い弱いがあるのではないだろうか。
だからこちらの原稿のキャラクターが、夜の原稿のキャラクターをつぶしてしまったではないか、などという気もして仕方ない。
そのキャラクターたちの生命の源泉は僕の中にあるのだから、泉の水をとりあって激突するのは必至なのかも知れない。
やはり同じジャンルの作品を、同時並行で書くというのは至難の技なんだろう。
違うジャンルだったらまだ頭の切り替えというか、違う泉の水を使えるのかも知れないが、それだって作者すなわち架空世界の神である僕は、泉の間を行ったり来たりしなければならないわけで、そう考えればなぜシリーズふたつが疲弊するかが説明できるような気がする。