✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ 9/22(土) ①ま、相手にされてないんでしょうね、日本は。

断酒657日目。

曇り。昼頃日が出始めるもすぐまた曇りに。

昨夜からの風今朝も強かったが、日が出るのと同じ頃に止む。

なんと8時起床。

今日もまたテレビ体操間に合わず。

 

原発ゼロ方針。やはりアメリカからの圧力だった。

 

1)日本の核技術の衰退は、米国の原子力産業にも悪影響を与える。

2)再処理施設を稼働し続けたまま原発ゼロになるなら、プルトニウムが日本国内に蓄積され、軍事転用が可能な状況を生んでしまう。

 

という、日本を舐め切った主張だったらしい。

つまり、日本は核を持つな。持つのは我々。君たちは黙って原子力産業の末端をになえばよろしいというわけ。

 

しかしこれが現実の国際政治というやつで、致し方ない部分もあるけれども、少なくとも条件闘争だけはできるはず。

 

1)日本も核爆弾を持ちたい←あるいは→日本は原子力産業から一切手を引く。

2)オスプレイの導入はやめて欲しい。

3)せめて沖縄その他でアメリカ軍人や軍属、その家族が犯罪行為を行なった場合、日本の法律によって罰したい。

 

などである。

これらぜんぶをアメリカに飲ませるのは至難の業。

本気でやるんだったら、いまのアメリカではなく中国の傘下に鞍替えしたり、あるいはロシアと北方領土問題を解決するかわりに、日露安全保障条約に近いものを結んでしまうなど、アメリカが本気で怒るようなことをする覚悟がない限り無理。

 

「この世から戦争をなくそう」

とスローガンを叫ぶのと一緒で、何年経っても解決しない問題が絡み合っている。

 

実はもうひとつ選択肢があって、それらは防衛省をさらに格上げして、アメリカその他の国防省なみの権限と、専守防衛を捨てた強力な日本軍を再構築するというもの。

 

同じ敗戦国であるドイツの場合は、ヨーロッパ各国とソビエトとの対立によって、NATOという軍事組織を立ち上げたわけだけれども、日本はドイツほどプライドを持っていない国に成り下がってしまったから(これはアメリカの骨抜き戦略でもある)、

「日本がアジアで重要な役割をにないますよ。アメリカはそれを支援してくださればけっこうです」

と言っても本気にされない面もあって、在日米軍が最前線にまで出て来ているわけ。

アメリカの信頼を得つつ、対等な条約を結ぶためには、日本軍の新たな創設と同時に、日米軍事同盟でも結ばない限り無理だけれども、その両方がそもそも実現不可能。

 

となれば、やはり1)~3)のうち、どれかをひとつ認めさせるというネゴシエーションを続けるしか現実的な方策はないだろう。

すべてをアメリカに飲ませるのは、まず非現実的だということを踏まえた上で、

「わかりました。じゃあオスプレイは入れましょう。その代わり原発はゼロにしますよ」(あるいはその逆)

といった交渉しか、解決の方法はないのではないか。

 

日本の言うことをぜんぶ呑めと言ったら、そりゃアメリカは日本の政権ぐらい簡単にひっくり返すだろうし、その力を持っている。

 

朝から小難しいこと考えてたら頭が痛くなってきた (-ω-;)。