■ 7/15(日) ①今さえよければ将来はどうでもいいのだろうか。
断酒598日目。
胃の調子、ひと晩寝ても治らず。空腹のせいか胃焼けは多少おさまったような気がするが、なんとなく痛い気も。今日一日は様子を見ざるをえないけれども、状況によっては明日朝いちばんでクリニックに行ってみようか……
わずか数人でも、コメントいただいた方たちに心から感謝したい。
ブログというとても希薄なつながりであっても、誰にも心配されないことを思えば、何百倍も嬉しいし、ありがたいことだと思う。
昨夜たまたまNHKで原発の討論番組をやっていたが、とても中途半端なものだった。
民主党野田政権が、1カ月後に“結論”を出すと言っているがごとく、時間がなさすぎる。
原発反対派は感情的だというけれども、ならば原発推進派は暴論だと反論したい。
核のごみひとつとっても、なにも解決していないし、長期にわたって出来ないのだから。
直接埋め立てなどしたら、何百年何千年の間に、地殻変動でどうなるかまったくわからない。しかもこの日本では、首都直下型地震、東京湾大地震、東海地震、南海地震、長野県北部地震、房総半島沖地震、三浦半島直下型地震などなど、いつ起ってもおかしくない大地震のオンパレードで、それらがすべて活発に動きはじめている兆候があるという。
それらが、明日起きてもおかしくないというのだ。
しかも現在核のゴミを保管している青森でも、今年の5月に震度5を経験したばかり。
地下深くだから安心というが、地下深くだからこそ様子がわからないともいえる。
■そのむかし、理科系の本で、
「地殻というと固くて永遠不動のものと考えられているが、実は長い目で見ると、液体とおなじ」
だということを読んだことがある。
もしそうだとしたら(この手の本をきちんと読まないとな……)、地下深くに埋めた核のゴミは、いったいどうなってしまうんだろう。
それは何百年も先の子孫にまかせるということだろうか。
未来の子どもたちの生存を脅かしてまで、我々は便利な生活を享受していくつもりか。そこまでの権利が、我々にあるのだろうか。
「コストだから損もするさ」
というのが、経団連や経産省の主張なのかも知れない。
以前にも書いたが、我々はあくまでコストという、数字のひとつに過ぎないのだろうから。