✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ 男の大半がトイレで手を拭かないという恐るべき実態!

女性が聞いたら人によっては卒倒するかも知れませんが、男子のほぼ60~70パーセントはトイレで手を洗いません(我が輩推定)。

これは本当。

その事実に気づいた当初は、僕もびっくりしてまじまじとそういう人たちを見ていたぐらい。

 

ハンカチを忘れたというならまだわかる。たとえ忘れたとしたって、きちんと手を洗いたいと思っているなら、先にトイレットペーパーを丸めて脇の下にでも挟んでおけばなんとかなるはず(勧められないけど)。

ところが十年だったか二十年だったか、トイレに電熱器みたいな箱の中に手を入れて、ドライヤーの感覚で乾かす機械が設置され、やがてエアータオルとかエアウォッシュだとかいう現在の機械に主役が移ってきたわけですが、それらがついているのに、それでも手を洗わないというのがどうにも理解できない。

スーパーや駅ビルなんかでそういう男を見ると、こいつはその手で食品をいじったり、本を選んでは棚に戻したり、エスカレーターに乗ったりしてるんだなと思って腹立たしくなります(幸い潔癖症とはかけ離れた性格なので助かってますが)。

 

この前なんかfujisawaのジュンク堂で、手を洗った(というよりたぶん手に水をかけただけ)あとの水滴を拭かないままトイレから出てきて、あと数メートルで僕と行き違うというところで、その濡れた両手をぶるんぶるんふるわせて水滴を切りやがりけつまくったのであります。

本棚と壁との狭い空間ですよ。

水滴は間違いなく、その男(たぶん僕より5~6歳上)の手から新刊の並ぶ本に飛び散ったと思います。

本が大好きな僕は、あまりの好意に、キレかけました。

ふだんは温厚であまりケンカっぱやくはない僕ですが(最近は市役所とか東京電力とかにキレまくってますが (-ω-;)、そのときはさすがにカッとなって、これは肩ぐらい突き飛ばしてやろうかと正面からにらみつけながら近づいていきました。

するとその男、自分の行為に気づいたんでしょう、ハッとした顔をして僕から目を反らし、気弱そうにすれ違っていきました。

もしその男が反省の姿勢を示していなかったら、僕は間違いなく、

「おい、あんた。便所から出たら手を拭けよ」

とやや大きな声を出していたでしょう(大人げありませんが)。

 

いやあ、そんな男はごまんといます。

冒頭60~70パーセントと書きましたが、ほんとにそのぐらいの比率で手を洗わない。

ジュンク堂の男はそれでも手に水をかけただけマシな方。

用を足したその手で髪の毛なんかをセットして、そのまま出て行ってしまう。エアウォッシュ、誰も使ってなくて空いてるんですよ?

たぶん小さいころから親がハンカチ・ちり紙を持って行けと教育してなかったせいが大きいんでしょうが、しかしせいぜいが学生まででしょう、そんな蛮行が許されるのは……。

その手でカノジョの手を握るんでしょうかねえ。

 

しかし汚ったねえなあ……

 

一日の終わりが、こんな尾籠(びろう)な話になってしまいました( ̄ω ̄;)