✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ ロアルド・ダールの作家生活。

 

ロアルド・ダール

ROALD DAHL (1916~1990)

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処女作『簡単な任務A』

代表作『あなたに似た人』『女主人』『チョコレート工場の秘密』『父さんギツネバンザイ』『こちらゆかいな窓ふき社』『マチルダはちいさな天才』

脚本『007は二度死ぬ』『チキ・チキ・バン・バン

  

「朝7時半に起床。朝食は自分で作る。

グレープ・フルーツに3杯のブラン、それに小麦の胚芽をお茶で流し込む。

味は良くないが、お通じは良くなるし、太らないし……。

そのあと、毎朝50通ぐらい届く手紙(主に子どもからのファンレター)に目を通し、

10時半にはコーヒーを持って仕事場へ行く。そこで2時間みっちりと仕事をし、

昼にはジン・トニックを2杯、レタスとノルウェー産のエビを半袋、これにドレッシングをかけて食べる。1年365日、変化のないメニュー。

 

昼食後の昼寝は欠かさない。私の健康の秘訣。その後庭いじりをしたり、本を読んだりして、午後4時には仕事場に戻る。

6時きっかりに仕事をやめて、ウイスキーを2、3杯ひっかけてから夕食。

来る日も来る日もこの繰り返し」

 

※児童文学に属する作品が多数で、どうも推理小説家という分類はしっくり来ない。

※僕の先輩の作家が言うとおり、やはり4時間が執筆の限度なのだろう。

※驚いたのは、朝食がきわめて似通っていたこと。僕もグレープ・フルーツ半分にミューズリーあるいはプレスしたブラン類とチーズ、紅茶ぐらいのものだから。推測に過ぎないが、朝きちんと食べすぎると、脳にまわる血液が胃腸にまわってしまって、覚醒が遅くなることを経験的に知っていたのではないだろうか。

※昼寝はやはり必要。というのは、2時間も根を詰めて書いていれば、ふらふらになるからだ。体を休めるというより、脳細胞を休める必要があると思う。

※この午前中2時間にチャレンジしてみようと思う。そうなるとやはりジムなんて行ってるヒマはないし、プールは夜8時までやっているから、夕食後休憩してから30分だけということになるな。

※それにしても、昼のジントニック。うらやましい……無茶飲みしなければ、僕もできたのに……

※以上、先日購入した『推理作家の家』(西村書店)からの抜粋。今後も申し訳ないが、ここから抜粋させていただくつもり。