✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ 12月10日(月) 眠る前の念仏。

靴つながりだけど、僕はどうも、ABCマートで靴買うやつの気が知れん……いくらバスケだのサッカーだのマラソンだの、欧米の一流選手が履いてるっていったって、それは選手のスポンサーでもあるメーカーが、

「今年はこれがイチ押しです。履いてください」

と資金援助の代わりに履かせるわけで、これで新作のマラソンシューズやジョギングシューズを履いて、足をおかしくした選手もいるという話はけっこう業界では有名らしい。

マーケティングにもとづき、広告代理店やスポーツ学の教授なんかが絡んだビジネスとして、デザインと機能と理論(一般大衆に受けそうな)優先で作って見たら、実際には人間の足には必ずしも合っていなかったなんてことがあるというのだ。

つまりは十分な現場検証をして、不具合が出るたびに改良して、また実地に試してを繰り返した代物というより、極端な言い方だけど、

「作っちゃったんで、売りますんで、買ってください。あの有名選手は率先して履いてますよ。すごいでしょ?」

てなケースも少なくないそうなのである。

 

で、ABCはそうした新作を安く売るという手法でのし上がってきた会社という一面があって、これはスキー全盛時代、テニス全盛時代と構図はまったくいっしょ。

しかし「見栄」という観点からすれば、別に一流選手みたいに走り込まないしというより、走りが好きな人は逆にニューモデルとか言われても「ふうん」てなもんで、自分の足や走りにあった靴を研究したり、そうしたアドバイザーがいる店で買っていると思う)、だから故障も起こらないんだからいいんだよという人間が、いつの世にも多いということである。

 

だいたい、ニューモデルを履いてるからって、女にモテるようになるわけじゃないと思うんだけどなあ。

いい男もいい女も、むかしとは違って、自分なりの価値観を持ってきてると思うし、そう信じたいと思うんだけど、でもいいよね。やっぱり最新モデルのデザインって(どっちだ!)