✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ 9/11(火) ②充実の1日→つまりグロッキー。

打ち合わせの前に、楽しみにしていた「最強のふたり」を鑑賞。

前にいただいた株主優待券が1枚あるから、入場料はタダだったものの、出かけるとなると買い物その他いろいろかかる。

そのお金がなくて、ガマンしていたんだけど、銀行の営業開始と同時にいただいた校正のバイトの前払い金が入金されていたので……(´;ω;`)アリガトウコザイマス……

打ち合わせも今日に合わせてもらって、ルンルン出発したのだった。

でもごっつう暑い……

 

今年ナンバー1の映画になってしまいました。

ああ、これはよくできてる……

「ファミリーツリー」も「人生はビギナーズ」も「ミッドナイト・イン・パリ」も、すべてごぼう抜きされてしまったな。我が輩ワールドの中では。

 

しかし日本の出版界では、

「ナチス風の障害者ってものなかなかいいんじゃないか」

みたいなことを書いたら、絶対に出版されない。

確実に修正を要求され、修正しないなら出版しないということになるのは明らか。

なにしろ日本は、「世界一流の自主規制」の国だからして(-◇ー;)。

 

じゃあ日本の出版界やマスコミは、このフランス映画を(これだけじゃないけど)、差別的な映画として糾弾するだろうか。

フランスの新聞や雑誌に、

「我々日本人は、こうした差別的表現を許すフランス社会に強く抗議します」

みたいな意見広告でも出すつもりだろうか。

って、それもしないんだよね。

あくまでみんな国内問題。

 

おかしいよなあ……差別問題って、世界共通のものであるべきじゃないの??

なぜ日本の小説や映画では、そうした表現は許されないの?

相手がナチスだからいいって問題じゃない。

ドイツ映画だって、フランス人を小馬鹿にした表現をして、それをみんなで笑って、フランスがまたやり返し、その刀でついでにアメリカを嗤い、イギリス女王に往復びんたを放ったり、

「おたがいさま」

でやってるのが、文化。

というより、

表現者として、いかに相手に痛烈なパンチを与えるか」

競い合っているような気さえする。

 

息がつまるはずだよニッポン。

パソコン買ってくれといったら「できない。それが組織だから」という論理といっしょ。

とっても息苦しいんですけど。