✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ 9/10(月) ③朝メモ(3)

すったもんだしているうちに、画期的な製品が出た。

それはAkiaというメーカーが出した液晶パソコン。

当時から目の質があまりよくなかった僕は、ブラウン管のCRTを見ながら作業していると、3時間もすると目が充血してそれ以上仕事ができなかったのだ(編集部にはアンカーマン用の富士通縦書きワープロが5台ぐらいに、共用のパソコンが1台設置されていて、みんなそこでゲームをやっていた←おまえらが悪い)。

 

で、その液晶パソコンを申請し直してみたのだが、返ってきた答えはなんと、

「前例がない」

おまえはどこかの市役所か?

いや、それは市役所の人間に失礼だぞ。彼らは税金にあかせて最新機器をぜんぶそろえていたんだからな(-◇ー;)。

 

仕方なく我が輩は、自腹を切ってパソコンを買った。

Akiaを扱っているショップが少なくて、わざわざ地下鉄の大門駅まで行って購入したことをよく覚えている。帰りに東京タワーに登って、展望台で昼間から缶ビールを飲んで憂さを晴らしていたっけ(いろんな意味で。なにしろ35万円ぐらいしたはず(´;ω;`)。家と会社で2台持っている人間も当時は珍しかったろう)。

 

モデムも自分で買って通信環境を整え、

「いくらなんでも電話の配線工事ぐらいしてくださいよ」

と総務部にねじ込んで無事インターネット開通。

ところが……若いやつらはまったく関心を示さなかったのである。

編集者が、ですよ???