✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ そろそろ生活リズムもリストラの時期。

そこでふと気がついたのは、いったい今の自分の朝のパターンはいつ組み立てられたのかということ。

もっと早く気がつけばよかったのだが、それはまだお酒を大量に飲んでいる時期であり、なおかつ経済的・精神的ストレスも最高潮であった時代に、リンパマッサージをやり始めると体がなんとなく目覚めてくれるという事実を認識したから以降のことである。

以来、そのリンパにさまざまな柔軟運動や、コアトレなど、ほとんど寝ながらにして実践可能な動きをさまざまなスポーツのジャンルから自分で取捨選択して抽出して、いまのような形にしたのである。これには4年近くもの長い時間がかかった。

ところが酒をやめてから今日で479日、肝臓も一生治りはしないけれども肝硬変と言えるだけの数値ではなくなって来ているし(一見、ということ。予後が非常によい状態。疲れやすいということ以外は、健康な人以上にきちんと動ける。ただし、静脈瘤の破裂とか、十二指腸とか胆のうとか肝臓、大腸のガンというリスクは、かなり下がったことは予想されるそうだが、爆弾を抱えているのは厳然たる事実)、ちょっとやそっとの睡眠不足は跳ね返せるし、東海道を歩いてみようという意欲もわいてきたぐらい体が改善されてきた。

すると――

(朝のこれまでのパターンは、ベストと言えるのか?)

という疑問が湧いてきてしまったのである。今回の睡眠障害を契機として。

もしかすると早朝の室内運動はほどほどにして、陽の光を浴びながらウォーキングした方がいいのではないか。柔軟やコアトレ、あるいはピラティスや筋トレは、その後帰宅して果物でも食べつつやるように順番を変えた方がいいのではないか、などと思い始めてしまった。

つまり、これまでの5年間で組み立ててきたことを、そろそろガラガラと崩して組み立て直す時期にいたったのではないか。

そんなふうに思い始めたのである。

ジムにこだわっているのは、とりわけスイミングにこだわっているのは、そうしたリズミカルな運動が睡眠障害にとりわけ効果があるからだ。

朝陽の光を浴び、リズミカルな筋肉運動をすることでセロトニンをめいっぱい分泌する方法はないか。しかもそれが11時前後から夕方までの、もっとも大切な執筆時間を邪魔しない形で実践できないか――小さいころから予定表作りが大好きだった小生には、また楽しみが増えたようで、睡眠不足ではあるけれども、なんだか浮き浮きした気分なのである。