✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ 最後の語学はフランス語かスペイン語かそれが問題(-◇ー;)

中学程度の英語をやり直し始めたのが去年の秋の終わり頃からだけど、生涯さらにもうひとつは趣味として楽しみとして勉強したいと思っている。

日本人に発音しやすいし文法的にはそっくりの韓国語がラクなようだけれども、韓国文化や歴史にはあまり興味がなく(中国文化や歴史は大好きなんだけど)、そうした語学の周辺部分に興味がないと長続きしない物だと思っているので、フランス語かなあとも思ってるんだけど、どうも英語の勉強とは両立しにくくて、結局両方とも身につかずに終わることがあると何人もから聞いたことがある。

ひとりは僕の弟で、彼はついこの間までフランスの支局長(というよりヨーロッパ全土をカバーする激務だった)をやっていたからフランス語べらべららしいのだが、彼が言うには、

「英語をやってるときには自分の語学の能力はこれが限界かなと思っていたのに、フランス語に切り替えたらその壁のようなものが一気に乗り越えられた。語学って、ひとの性格とか趣味とかに大きく影響されるもので、いわば結婚相手を選ぶようなものだなと思ったよ」

なるほど結婚相手といわれれば、そうかも知れない。

語学を学ぶことは、その国の哲学を学ぶことに等しいと誰が言ったかわすれちゃったけど、語学と娯楽までも含めた文化というのは、密接なかかわりがあって、これは個々人との相性の問題に帰結するんだろうと思う。

さてそうなるとフランス語は除外かな。

次に日本人がやりやすいのはスペイン語だと聞いたことがある。これは発音がフランス語やドイツ語に比較すればラクということぐらいらしいが、あの地中海料理とりわけ魚料理が日本人の舌に合うというのも魅力のひとつ。

(別にビンボーだから実際に現地に行けずとも、現地語で書かれた料理の写真集とかそうしたものを読めるだけでも楽しい)

フランスのお隣で、しかも北アフリカの文化の影響も色濃く持っていて、絵画や建築など興味のある分野も多い。

興味のある分野といえばイタリアの方が勝るのだけれども、イタリア語をやっても、イタリアでしか使えないからなあ……という思いがある。あとは、日本のイタメシを食べるときに役立つか(^◇^;)。

一方スペイン語は世界中に広がっていて、とりわけ移民大国アメリカでは、英語は通じずスペイン語だけというエリアも出てきているようだし、次の大統領はプエルトリカンじゃないかという話も耳にしたことがあるし。

うーん、パエリア好きだしスパニッシュオムレツも好きだし、英語で観光ができるぐらいの中級レベルに達したら、次はスペイン語かな……と決めつつあったところへ来て、娘が急に、

「やっぱりフランス語つうかフランス文化を勉強しよっかと思ってさ」

と言い始めた。

うわあ……また方針変わったのかよぉ。

と思いつつ、でも、人生最後に娘とフランスを長い間旅して、そのとき親子でカタコトのフランス語をしゃべれたら面白いだろうなとも思ってしまった。

それに、僕はほんとに、お金さえあればだけれども、お隣スイスの「自殺ツアー」に申し込みたいと思っているので(自分で安楽死を選ぶわけである)、その場合にはなんてったってスペイン語よりフランス語だよなあとか心がいきなり傾きつつある (-ω-;)。

しかし我が性格を色濃く受け継いだのは、なぜか(というか遺伝学的にはそうらしいけど)息子ではなく娘であって、ということは、言ってることとやってることが矛盾してしかもころころ変わって、そこにはなんの理屈もなくひたすら感情のおもむくままということになりかねない。

フランス語をやるといって、僕がフランス語を先行して始めたとき、

「やっぱ、アフリカ語にするわ」

とぜったいに言い出さないとは限らないわけで……(実際、この前そう言った……アフリカ語ってなんだよ。広いんだぞ。どこの民族の言葉だよと突っ込んだら、

「ん? アフリカで通じる言葉のこと」

だと……(-◇ー;)。それ、共通語としては英語じゃね?)

というわけで、フランス語にしようかと悩みはじめている今日この頃。

なんせ残り時間少ないんだからさあ、しっかり目標を定めてくれ我が娘よ。

僕は君がフランス人やスペイン人と結婚するんだったらまったく反対なんかしないけど、やっぱり

「お父さん」

と言ってくるのがボビーだったりするとちょっとイヤ。ヘンケン?