✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■3/9(土) また娘には会えなかった。

今日になってから、また娘のメールが。

「お母さんがそんなお金ない。お父さんに出してもらえばって言ったのは、2回分なんか出せない。1回分1万円は予定してたってことだったあ!」

 (-ω-;)

 

元妻、そこまで意地悪で非人間的ではなかった。

それはよかったと思うけれども(足りないだろうから、5千円はフォローしてやろうと思うし、2回目分の1万5千円は出してやろうと思う。甘いけど、これはまだ納得できる)

 

ところがまた娘からこんどはTEL。

(今日は執筆中に出来なかった手紙書きなどをしていたのだが、まったく進まん!!)

ちょっとはお父さんに悪いと思ったのか、

「自転車、中学2年のときに買って、高校は毎日それで通学してたからボロボロで、すぐにパンクしちゃうようになったんだよ。たぶん車体が歪んでるとか、自転車屋さんが言ってた」

「そっか。じゃあ乗れないんだろ。乗ってもすぐパンクするんだろ」

「ううん。時々はしてたけど、通学途中でなったことない。それは心配ない」

???

「じゃあ、今のまま我慢しなよ。するべきだろう」

「うん……。パンク直してもらった自転車屋が、さすがにそろそろ買い換えた方がいいって言ってたしさ」

 

舐めてる。舐めきられている。

 

自転車はさすがにダメ。ディズニーは足りない分2万円出す。欲しいと言ってたモバイル・バッテリーはそのお釣りで買えるだろうから買いなさい。

 

今度会うのは夏休みにしよう。

どうせ暑くて、去年みたいにだらけて勉強が手に着かない時期だって来るんだろうから、海に来てバアッと遊んで帰りなよということで話が終わった。

ほぼ、まる2日を費やす。

 

寂しいなあ……

お金がなければ子どもにも会えないんだもんな。

千葉の家を出たときには、さすがにここまで会えなくなるとまでは想像できなかった……

病気が大きいな。

あと、雑誌の連載が終わってしまったこと。

もうこれ以上年収は下がらないだろうというぐらいまで下がったんだから、逆に上向きになるしかないわけで、そう考えれば勇気は湧いて来るけど。

 

それにしても、来年の春かな。

仕事があと3本決まって印税が入れば、今年の年末年始。

ダメだったら来年春かな。

そしたら、若い時の、天真爛漫な時代の娘に、2年も会えないことになるんだな。

 

なんとか、東京で日帰りデートだけでもしよう。計画を立てよう。

たぶんその日別れるとき、 泣くだろうな。

奥歯を食いしばって、舌の先を噛んで、他人にわからないようにしながら、それでも東京駅で改札の向こうに消えていく娘と手を振り合って別れるとき、泣くだろうな。

 

僕は昔から寂しがり屋で涙もろいから、この年になっても、泣くだろうな。