■ 12/4(火) 届き物。いろいろ。
昨夕家に戻ったとき、不在配達票が。
再配達の電話をし、夜の8時過ぎに受け取った荷物を見ると、占星術家の茉莉花先生からの差し入れ。
これは僕にとって一種の宝箱とでも呼ぶべきものであって、段ボールや紙袋の中からなにが出てくるか、毎回お楽しみ。
まずは年末に茉莉花先生と、もうひとかたマリィ・プリマヴェラ先生がおふたりで作られている恒例のカレンダー。
毎年頂いているのはフロッピーサイズの机に立てかけるものだったのだが、今回は大判の壁掛け用。
茉莉花先生についてのご紹介は何度かブログでさせていただいたけれども、なぜか僕と先生とは、いろんな面でシンクロしていて、病気のこと、怪我のこと、家庭のこと、お話をしていると、意外なところで、
「あ、それ僕もそうです」
ということが多い。不思議なんだけど。
駅と我が家との中間になぜか和菓子の「源吉兆庵」の立派な店がぽつんと建っていて、お金があるときなにか買いに行きたいなと思っていたのだが、実はおとといもバスで店の前を通ったとき、
(なにか甘い物買いに入りたいな)
と思っていたのだ。
それが昨日、箱から出て来たのにはまずびっくり。
今日ツタヤから戻ってきてから、同じく箱からでてきた「FAUCHON」の缶入り抹茶を温めて一緒にいただいたのだが、同梱されていたお手紙の中で、先生も、
「ブログを拝見していると、なぜこんなにシンクロしているのか不思議に思います」
と書かれていて、ほんとにそうだなーとあらためて考えていた。
体の不調のある場所とか、その癒やし方とか、とにかく一致点が多くて、まこと不思議な縁というのものは実在するものだ。
その他にも「浪速屋」の柿の種とか、韓国製のゆず茶とか、もう盛りだくさん!
なんと昨日買おうかどうか迷っていた「ルピシア」の紅茶&ハーブティーの詰め合わせセットまで入っていて……なんで僕の欲しい物がわかるんだろ??
(ブログはこちら。http://sunandmoon.blog.so-net.ne.jp/)
そんな喜びごとがあった後で、やはり「反作用の法則」なのか、某出版社から「復興特別所得税源泉徴収のお知らせ」なるハガキも届いていた……。
これまで印税から10パーセントを差し引かれたものが手取りとなっていたのに、来年1月の支払い分から10.21パーセントになるという……
なんだよこれ……
問題となっている復興予算が、東北で苦しんでいる人々とはまったく関係のない使途に流用されていたというのに、さらに復興財源として税金を取り立て、それが実際には困っている人々に行き渡ることなく国庫にプールされるなんて、そんなバカなことがあっていいんだろうか。
僕にとってはこのわずかな差だって大きい。
印税を50万円と仮定すれば、これまでは10パーセント5万円が源泉徴収されていたのに、今後はそれが6万500円に跳ね上がってしまうのだ。
僕らのような自由業なら、まだ確定申告でいくばくかを取り戻すことができる。しかしサラリーマンだったら取られて文句も言えない。しかも被災地に配られない。
これって、
「復興という冠をつけておけば、文句を言う国民はいないだろう」
という、財務省の世間知らずの東大出身者特有の稚拙な思惑が完全に透けてみえるじゃないか。
こりゃ、日本はますます不景気になって、スーパーインフレーションがやって来るぞ。国債だって返せなくなれば、紙くず同然。
僕は国内不況は間違いなくやって来ると思う。
そればかりか、日本発の世界不況というのも、非現実的な話ではなくなっきた。
なんだよこの国って……
国家官僚のための国家だとでもいうのか。
国民は生かさず殺さず、知らしむべからずなんだろうか。
若い人がもしここを読んでいたら、ほんとに口を酸っぱくして言っておきます。
「ぜったいに大きな借金を抱えちゃだめ」
とりわけ住宅ローンは絶対に組まないこと。組もうと思えばいつだって組めるんだから、今は消費税や世界不況など、よくよく様子を見る時期にある。
「結婚したら家を買う」なんて植え付けられた常識をまず捨ててください。
ほんと、苦労するよ。苦労したから……。