✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ 7/14(土) ①日本にもっと大きな嵐が近づいている予感。

断酒587日目。

夜中嵐のような風と雨でいちど目が覚める。九州を中心とした被災地、とりわけ避難をしている人たちの胸中いかばかりか。

5時半過ぎにトイレに行くも、昨日の不調を考えて寝直す。すぐに寝られて7時過ぎ起床。

実はメラトニンの服用をやめておいたから不安だったのだが、ビタミンB12+葉酸の薬だけでぐっすり寝られた。

メラトニンの副作用は、アメリカでもほとんど報告されていないというのに、タイムリリースという長時間有効だというサプリを選択したせいで、睡眠時間が不足してしまうと後遺症が残るのだろうか。

 

天候は回復するどころか、これからまだまだ大荒れだという。

世界が地殻変動期に入ったことは確実と聞くが、この狭い島国、四季の折々の表情が豊かであることが逆に、自然の影響をもろに受けるという意味にはならないのだろうか……。漠然とした不安。

 

地震、豪雨、例年になく早かった台風の襲来、各地での休火山、活火山の妙な現象……。

 

一見自然災害とは無縁に見える都会の人々にも、日々の閉塞感におしつぶされそうになってストレスが高じている。

これで安住財務大臣の言うように国庫が底を尽き(野田首相が消費税値上げを焦っている理由は、そこにあるのではないかという僕の予想は、どうも不幸にして当たりそうだ。いよいよXデーが近いのかも知れない。イタリアの格付けも2段階引き下げられたと言うし……)、電気料金の値上げが、たとえ幅は圧縮されようがいずれ落としどころとなって家計に響き始め、世界的な穀物不足で食糧輸入大国日本は直撃を受けて食品の値段がじわじわと上がって行き、これで来年消費税がアップすれば確実に物の売り上げは落ち、社会保障の維持だって過去の借金返済にまわされて効果があるかどうか半信半疑。

 

今はまだ円高だから物価は安く抑えられているが、これで日本の国の格付けが2段階3段階と下げられたら一転円安へと雪崩を打ち、食品の価格は一気に高騰、石油やガスなどの調達にも支障が出始める。

デフレ基調の日本が、アルゼンチンなどを襲った「ハイパーインフレ」の地獄に落ちることは、もはや空理空論でもなんでもなくなった。

 

おそらく消費税の値上げだけでその危機が救われるには不十分で、不十分であるならただの景気を冷やす悪材料のひとつになるだけなのは明白。

 

少し持ち直したかに見えてきた就職率も、実は東北の復興特需による部分も大きく、基本的にはリストラの嵐、大学生高校生の就職難が続き、悪化していくと覚悟しておいた方が無難。

 

こうなってくると、いくら温厚な日本人とはいえ、原発デモなどを契機として、むかしあっかという新宿騒乱のような状態におちいっても不思議ではない。

(新宿騒乱=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%AE%BF%E9%A8%92%E4%B9%B1)

 

いま原発を再稼働させなければ、日本の国際競争力はなくなり、日本は没落するという意見が聞かれるけれども、こうした事態になってくれば、原発が再稼働してもしなくても、国際競争力はなくなる。

焼け石に水――日本沈没原発再稼働。

 

たぶん、明治政府が作り上げ、戦後官僚がいいように操って来た日本の正念場。

逃げ切れるのは、間違いなく全共闘世代だけ。