■ 7/11(水) ④遅い遅い昼食になってしまった……
ヨガをやってるうちに、カボチャの煮付け完成で~す。
って、ちっとも精神修養になってないだろ。
眠くて体が思うように動こうとしてくれず、午前中はこの煮付けに、トイレ掃除と、ベランと室内の植物への水やりと、食器の収納&洗い物と、昨日挫折した干したTシャツを畳んでおばあちゃんの古い桐の箪笥にしまうことと、食材の買い出しと……なんだけっこうやってんじゃん。
でもさすがに、掃除機かけるきはしなかった。なんか素足で歩いてるとほこりっぽい。たった2日で。
ようやくこれからお昼。
今日のお仕事スタートは3時過ぎだな……遅くなっちゃった。
やっぱり効率を考えると、睡眠がいちばん大事。
今日はエンジンをならすのに、昨日の続きを半ページでも。
その後は別ジャンルに移るけど、これも思い出すまではスピードはあがらないだろうな。
でも秘訣は、たとえ数行でも前に進むことだ。毎日。
土日も祝日も関係なし。
休みにするのは区切りのいい部分まで終わったとき。
もしくはどうあがいてもまったく進まないとき。
あるいは数少ない友人や、お世話になっている知人先輩、そして編集者に打ち合わせで東京まで呼び出されたとき。
あとはひたすら書き続ける。
サラリーマンになった僕の中学・高校の人間たちは、口をそろえて、
「1日わずか数時間しか仕事しないんですむんだからうらやましいよ。それじゃ貧乏でも当たり前だろ」
と言う。
けれど、夏休みも正月休みもなく、なるべくコンスタントに書き続けているんだから、実は仕事時間にそう大きな開きはないんじゃないだろうか。
給料をもらっている人間は、うまく息抜きの時間を作ろうと思えば作れるだろうし。
いわば小説家とか作家とか呼び名はどうでもいいけど、「ひとり商店」の経営者にすぎないということ。
独立している人間はすべて、自己責任で闘っている。
途中で倒れようが、脱落して死のうが、基本的には誰も助けてくれないんだから、毎週土日は休みなんて、悠長なことは言ってられないのだ。
なんて偉そうに言ってるけど、そういうことに気がついて、淡々と書けるようになったのは、わずかここ数年。
それに、好きな仕事だから、実は仕事という言葉を使っていても、同業者の多くが嬉々として仕事してるんだけど。