■ 7/8(日) ④民主党は間違いなく歴史から姿を消すんだから……
あ、知らない人がいたら困るので書いておきますが、
電力会社の労働組合の親玉組織は「全国電力関連労働組合総連合」略して「電力総連」と言います。
ウィキからのコピペ(大もとは東京新聞)によれば、
「東京電力福島第1原発の事故後、感情的な反原発デモが広がるなどエネルギー政策は中立的な判断がしにくい社会環境になっている。偏った民意が反映されれば政策をゆがめる危険もはらんでいる。」
ということで、事故後(僕は人災の観点から事件と呼びたい)の今でもバリバリの原発推進大組織で、民主党を支える超巨大後援会のメンバーです。
つまり民主党は、最初から原発再稼働を決めていたのは、こういう組織に支えられた政党だから。
ここにも僕が「自民党の方が髪の毛1本分だけマシ」と言ってきた理由があるんです。
そんな民主党がやる「討論型世論調査」なんて、信じられない。
これだって、今までいろいろな議論がなされてきて、国民の多くが反対意見を述べているというのに、しかも事故調査委員会が報告書を提出する以前に、大飯原発再稼働を強硬したんですからねえ……
かつて連合は春闘のとき、「国民の生活を守れ!」とシュプレヒコールを叫びながらデモ行進していましたが、とうとう組織内の電力一派に押されて(なにしろ金は潤沢にあるし、なにしろ官僚がバックについてるから、強い強い)、原発賛成に回らざるをえなかったわけですけど、いやはや、あのシュプレヒコールをそのままお返ししたいと思います。
「国民の生活を守れ!」
(ってつまり彼らは春闘で、自分たちの給料を上げることを主張していただけのわけで……あとの税金問題とか福祉問題は、それを隠すために後付けされたものだと考えていいと思いますねえ。ということは、あれ? 今の民主党のやり方とそっくりなんじゃないかい? まあ民主党内には電力総連から全面支援を受けた政治家がいますから、当然のことなのかも)