■ メラトニン+B12 に葉酸を加えて飲み始めて3日目。
3日目も23時過ぎ寝の5時起き。
これはほぼ、「葉酸不足」と断定してもいいような……。
となると、世間で
「寝られない人は早めにメディカル・クリニックや精神科に行きましょう。その手の医者に行かずにひとり悶々としているよりラクになりますよ」
と言われるようになっていることは、ちょっぴり情報が間違っているとは言わないけれども不足してるような気がする。
そうしたクリニックに行くと、処方される薬というのは、マイスリーなどの睡眠導入剤か睡眠薬そのもの、あるいはその同時併用で、効き目の強さ(長さ)に差があるけれども、とにかく無理矢理寝かしつける薬。
その対極にあるのが、たとえばセントジョーンズワートやパッションフラワーなどのハーブティであったり。
ところが今回の僕のように、体内でなにか重要な物質が作られにくくなっていて、それが睡眠障害に結びついちゃってる人たちだって多いんじゃなかろうかと、ようやく気がついた次第。
つまりメディカル・クリニックや精神科で処方される薬を飲んでいると、根本原因を探り当てたり、その治療をするという過程をぶっ飛ばしてしまって、
「寝られりゃいいだろう」
という医者の姿勢にも結びつきやしないか。
だからそうした無理矢理の睡眠薬の副作用に苦しむ患者さんが、自分自身で体の様子を見ながら、いろいろな方法を探ろうとしているという現実があるんじゃないかと思ったのだ。
いや事実、一時的にそうした“むりやり睡眠薬”を飲んでいた時には、夜中トイレに起きるとふらふらで、廊下の右の壁にぶつかってバウンドし、反動で左の壁にぶつかってバウンドしを繰り返し、
(オレさまはピンボールか……)
などと思いながらトイレと布団とを往復、しかもそれで睡眠不足がすっきり解消されるまでには至らず、それどころか副作用として昼間もぼうっとして使い物にならないほど強烈な薬だった(いろいろ組み合わせは変えられたけれども)。
さらには加齢とともにメラトニンの出が悪くなるからよけい睡眠が悪くなるし、今回自分に足りない物を探り当てられたのは、まことにラッキーとしか言いようがないなと。
とにもかくにも、これが続いてくれれば、仕事も大いにはかどるだろう(ほんとか)。