■11/14(木) 断酒1108日目 闘病中のただの雑感。
■11時就寝7時起床。
途中2度トイレに起きたが、その時は膝が痛くて起き上がるのが大変だったのに、8時間しっかり寝てみると、痛みを感じなくなっている。
やはり腰痛、膝痛などには、睡眠不足やストレスが大きな影響を与えることは確実だと思う。
あと、横浜の治療院の先生の言ったところの風邪。
昨日の慢性疲労状態のようなものは消し飛んでいて、けっこう爽快な朝。
それにしても、つい2週間ほど前まで感じていた、うめくほど苦しい疼痛の発作が確実に弱くなっているのは、本当に嬉しい。
明日金曜日は雨のようなので、今日中に主治医のところへ。土曜の午前中にはまた麻酔注射で神経ブロック。
この注射がようやく効いて来たかなあ。
■腰は、起きたばかりだというのに、座るともう重苦しい感じ。
やはり「バックジョイ」では腰をカバーしきれないかも知れない。
体重がかかるお尻の表面の痛さが消えてくれたのは嬉しいけれども(座った時にお尻が左右に広がるのを防いで、包んでくれる感じ)、ここは「P!nto」を優先して買った方がいいかも知れない。
1万2800円と僕にとってはかなり高額な買い物だが、今後の仕事のことを考えれば必要な出費。
しかしアーロンのような高級チェアを買い直すよりははるかに安いんだし……
(小生はバロンチェアを選択。しかしアーロンにしておけば良かったかと今になって後悔気味。というのは、バロンチェアはどちらかというと後傾気味で、リラックスするにはいいし、後傾気味で仕事をする人には合っていると思うのだが、こうして腰痛を経験(って若い頃にも2度)してみると、なるべく前傾気味の方が、骨盤にとってはいいだろうと思うこと。
もうひとつ、これはあるサイトで読んだことなのだが、座面のメッシュが柔らかくて、やや頼りない感じがするということ。これは僕自身もずっと座っていて気がつき始めたことなのだが、たぶん岡村製作所は座った瞬間の心地よさで客にアピールしようとする面もあるのではないかと……アーロンは確かに座面が固いので、座った瞬間にはバロンより心地よさを感じないのだが、長年使っているとやはりアーロンの座面の方が、腰にはいいだろうと思う。
初代の椅子がカリモクの10万円ちょいのオフィスチェア。これは2代目の14万円ぐらいしたアーロンに比べるとてんでダメだった。その後、2代目を千葉の家からchigasakiまで持ち運ぶことができなかったので(金がないので赤帽を頼んだが、仕事の本優先で家具など運べなかった)、仕方なくバロンにしたのだが、やはりアーロンの方が上だった。
いずれにせよ10万円以上もする買い物なので慎重になった方がいいだろう)
しかしこの「P!nto」、売り場で10分ほど座っていただけに過ぎないのだが(Loftの店頭で座っていると、このおっさん、休んでるなと思われそうなのがイヤだったから10分限度 (-ω-;)、
「安い直角の椅子でも座り心地が高級チェア並みになるのではないか」
という実感。
もちろんその他の機能で総合的に落ちるだろうが、少なくとも正面を真っ直ぐ向いている分には遜色ないぐらいサポート性がいい。
これはしょうがない出費だよなあ……12月はほとんどなにもできなくなっちゃうけど。
■悲しい哉、体力はやはり落ちまくっていて、やはり人間歩かないとだめだと痛感。
今日はなんだか主治医の先生のところがひどく混んでいて、9時半に受付を済ませたのだが、待てど暮らせど。
待合室の様子を見ていると、インフルエンザの注射を打ちに来た人が大勢いるようだった。
2番めに多かったのが検査の患者さんで、先生ではなく別の技師の人がやっているからたぶんエコー検査だと思うのだが、まあこの2組だけで大半を占めていたんじゃないかというほど混雑。
待っていると、先に血液検査をと呼ばれて、そこで
「エコー検査の指示が出ているので、何日がいいか、日付を決めてください」
と看護婦さん(看護士って呼び方からくるイメージは、なんだか優しさが伝わって来ないのでキライ)。
ははあ……もしかしたら通院している患者さんたち全員にエコー検査をしておいて、年末年始の休みの前に、異常が発見されたら対処できるようにしているのかも知れない。
ようやく中待合室を経て診察室に入ったのが1時。どひゃあ、3時間半待ち。
しかも10月頭の血液検査の結果が優秀だった僕は、5分診療(´;ω;`)。
なにしろ2週間に1回通うことを命じられているので、検査結果についてああだこうだと言われるのは、月に4回なのだ。
先生、月に4回褒められても、ありがたみが薄いんですけど(^◇^;)。
お隣の薬局も混みに混んでいて、クスリを受け取ったのが1時45分だったか。
もっと早く終わったら、買い物して帰るつもりだったんだけど、そのまま直帰。
鮭を焼いて、発芽米をチンして、インスタント味噌汁とアミノレバンでお茶を濁す。
30分ばかり横になっていると睡魔に襲われたが、この辺りから血糖値が上がってくるので、散歩がてら買い物にと外に出たら、もう寒いぢゃないか天気予報。
「今日はようやく空気が温んで」
って言ってたのは、通勤時からお昼過ぎにかけてのことだったのね。
これはたまらんと、腰痛、膝痛のために歩くつもりだったのだが、自転車に切り替えて帰ってきたところ。
でも、たったこれだけで、なんだかぐったり。疲れてしまった……
神経痛も良くなりつつあるとはいえ、やはり病中であって、体力は最低線を維持しているという感じなんだろうな。
でも、冬はムリは禁物。風邪やインフルエンザにでもかかってしまったら、また厄介だし、肝臓その他の臓器はもちろん、神経障害にも悪影響が出てしまうような気がする……。
この冬は体力温存。暖かい日に散歩に出るぐらいで、寒い日はもう引きこもって、室内運動というか体操していればいいや。
来年の春、少し体を鍛えられるような元気さを取り戻しているといいな。
そして、娘もまあ自分で納得できる大学に入ってくれれば、僕の子育ての大半は終わったことになる。
その後は、少し、自分だけの時間を確保して、一種の隠居生活をしたいものだなあ。
■神経痛についてはすでにベテランの域に達したようで、買い物から帰ってきたら、ふくらはぎとむこうずねの下部にその予感。
自転車で往復したとき、
(寒いな)
と思っていたのが、如実に痛みとなって現れるようだ。
さっそく追い焚きのスイッチを入れて、足湯の準備。
そこへ美人弁護士さんから電話が入り、おととい裁判所に自己破産の申し立てをしたとの報告。
しかし今日になって裁判所の事務局から指摘がいくつかあって、さらにいくつもの書類をそろえなければならないことに。
これまでにも弁護士さんの指摘でなんども追加書類などをそろえてきたのだが、いやあそれがまた、細かい細かい。
生活保護を受けているんだし、収入状況はわかっているんだし、もうビンボーなのは明白だと思うんだけど、やはり民事手続をするにはきびしい規定があるんだろう。
そのうち2つだけ解決したところで、追い焚き終了のブザー。
ズボンとセーターだけ脱いでカントリーシャツにパンツという、人さまには見せられない格好で風呂の縁に座ること15分。
なんだか昔と違って、汗が出ないんだよなあ。
居間に戻って、ユニクロのヒートテックの下着を履き、寝間着代わりにしている同じくユニクロのルームウェアに着替えて紅茶を飲んでいたら、爆睡。
良く寝られるな、オレ様。
というより、なんか体が弱り切っているのかも。
今年はついにエアコンを入れてしまったし、暑いさなかに外出することは極力避けていたのだが、夏の疲れが今ごろ出て来たのかな。
もちろんメインは、「痛み疲れ」。
4カ月は長かった……。
明日は雨だし、弁護士さんに指摘された書類集めに没頭するには都合のいい一日。
なんだか人生の整理をしているような気がしないでもない。
■現在、発作中。
軽いけれども、それでも時おり、
「うーん」
と声が漏れてしまう。
しかしこの時間に発作が起きておさまってくれれば、夜はぐっすりなので、それはそれで嬉しい。
それにしても、どうして発作の時間帯がこんなに移動するんだろう。ブロックごとに移動するという感じ。
先日までは、起きてしばらくしてから午後2~3時まで。
現在は昨日と同様、夕食の時間帯。
おかげで食欲はほぼゼロ。
ちょっぴりオヤツを口にしたり(血糖値には悪いんだけど……)、みかんを食べたり、そんなもんで十分という感じ。
あとは寝る前に冷たくしておいたアミノレバン。
土曜日の麻酔注射と、来週火曜日の治療院での施術で、また少し軽くなって欲しい。
いやたぶん、なるという予感。
ただこうなってくると、やはり一人用の小さなコタツが欲しいな……
両足をふくらはぎまで突っ込んだまま横になることができるし、
「水を使わない足湯」
と銘打って販売されているものは、つまりコタツをもっと小さくして足湯の形にしたものなんだし。
しかしそれだと、椅子に腰掛けて足を突っ込まなければならないし、中には横にしても寝ながら使えるという物も見つけたが、足を箱に突っ込んだままじゃあ、寝返りだって不便というかほぼできないだろう。
ごろん、ごろんと、サイコロじゃないんだから……
となると冷え対策としてはコタツが欲しい。
でも元気な時間帯に机に向かうためには「P!nto」が欲しい。
計算してみないとわからないけど、一人用コタツの本体のみだと、7000円以下の物が複数あったから、両方合わせると2万円か……
ウィルコムの電話代、今月払えずに止まっちゃったしなあ(-◇ー;)。
2万円はきついけど、鎌倉へ紅葉狩というのをあきらめたり、その他もろもろを断念すれば、なんとかなるかも……
しかし娘の受験で緊急出費ということもあり得るし……
パン屋さんでバイトしながら受験料を稼いできたんだから、すこしでも力になってあげたいけど。
と、悩ましい夜は続く (-ω-;)。
わずか2万円のことでなあ……情けない。
■9時過ぎになって、発作、ほぼ収まる。
いつもそうだけど、収まったと思った時には、
(ああーっ、つ、疲れたぁ……)
と、どっと疲労感に襲われる。
そうなんだなあ、なぜこんな寝られるんだとか疲れるんだと思っていたのは、カルニチン欠乏症とか、そうした問題とは別に、痛みの問題に移っていたんだな。
しかし、「たぶん」だけど、もう少しの辛抱じゃないかと思っている。
良く堪えてるなオイラ、と自分を褒めてやりたくなる(-`ω´-;)。
さあて、春に向かってエネルギーをためるぞー(`・ω・´)ノオゥ!!
■今月はシネマポイント会員の感謝デーで、『清洲会議』を観るのを楽しみにしていたのだけれど、どうも財政状況としてムリかなあと思い始めたところ。
それに、いろいろレビューを見ていると、そこそこ面白いようだが、否定的な意見も散見される。
どうせお金を払うなら、最近テレビCMでバンバン宣伝している『悪の法則』の方が面白そうだなあ、とも思い始めている。
ただし公開前のこちらにも、すでに試写を見た人たちから低評価というか、あまりに陰惨との声も漏れ始めているのが気になる。
うーん。
神経痛だから、ひたすら頭を使わない『清洲会議』の方がいいかなあ……
できれば両方とも観たいけど……
おっと、お金ないんだった。
来月になって、まだ公開してる方を見に行けばいいかな。
■そろそろ店じまい。
まったく関係のない話だけど、島倉千代子さんが亡くなったことが連日ニュースで流されていたが、島倉さんに限らず、いろいろな人たちがこの世から去って行くことが、なんだかたまらなく寂しくなっている今日このごろ。
人がうかがい知ることのできない、あるいは亡くなる本人が最後まで明かさなかった様々な事情を持って、静かにいなくなる。
楽しい人生だったのか、悲しさばかりの人生だったのか、充実していたのか、そうではなかったのか、家族のために我慢し続ける人生だったのか、あるいは好き勝手に振る舞って家族に迷惑をかけてばかりの人生だったのか。
それが死という深淵をのぞき込んだとき、いかなる思いが胸をよぎるのだろうか。
あきらめの境地か、悔しくて今にも立ち上がってその人に向かって絶叫したい殴り倒したいような境地だったのか。
いや、いかなる場合においても、死を間近にしたならば、結局はあきらめて死ぬしかないだろう。
そのあきらめの境地において、うっすらとでも笑った人こそ、仏さまだと思う。
自分を赦し、相手を赦し、どうあがこうがもはや如何ともしがたいと悟った中で、笑える人こそ、仏性をそなえた人なのだろう。
そんなことを最近、訃報に接するたびに思うことが多くなった。