✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■11/7(木) 断酒1101日目 2夜連続・真夜中の蚊の攻撃 (-ω-;)。

■11時過ぎに倒れるように寝ていたところ、突然耳もとに

ぷ~ん

と蚊の羽音が……

 

自分の耳をバシッと叩いて目が覚めた。

そういえば、火曜の夜も蚊の攻撃を受けていたのだが、耳をバシッと叩いたらその後寄って来なくなったので、そのまま寝てしまったのだが、それを忘れていた。

どうしてこの時期に蚊なんかいるんだ (-ω-;)。

最初はコバエでも生きていて、それがたまたま耳もとにまで飛んできたのかなあと思ったけれども2夜連続でそんなことはあるまい……。

 

これはたまらんと起き上がったのが1時過ぎ。

朦朧とした状態で立ち上がって、納戸にしまったばかりのアースノーマットを2台引きずり出して、寝ている居間と、隣り合わせの書斎に設置。

コンセントを差し込むときに電気を点けたのだが、これで目が覚めてしまった。

すると、次第に痛みを感じ始め、だんだんと発作の状態に。

それ以上はもう寝られなくなって、効かないのはわかっているけれども「リリカ」を3錠服用。

また電気を点け、テレビを点けて気を紛らわせようとするも、睡魔と痛みとのせめぎあいで、もうどうにかしてくれという感じ。

 

3時ぐらいになって、もうこのままじゃダメだと、書斎まで毛布や厚めのタオルケット、クッションを運んで行ってパソコンの電源を入れ、iTunesを起動、ジャック・ジョンソンのアルバムをセレクトし、ヘッドホンをかぶって、パソコン机の下に横たわる。

 

音楽をがんがん聴きながら痛みを紛らわせると、かろうじて浅い睡眠がとれることは、前回体験済み。

案の定うまく行ってくれて、5時半ごろまで寝ることに成功。

布団に戻ると、今度はオネムモードが続いていてくれて、さらに7時過ぎまで眠ることができた。

その後も寝たり起きたりを繰り返しながら、9時前に起き上がって、みかん、バナナ、切れてるチーズ、ゆで卵の朝食+アミノレバン。

 

腰も膝も、ようやく発作からは脱出したもののまだ痛くて、寝転がっている姿勢から起き上がるのが苦痛。

「うっ、んしょっ」と覚悟を決めないと、立ち上がれない。

コーヒーを淹れ、ぼーっとテレビを観る。

このだらだらはたぶん終日続くだろうが、これは発作で浅い睡眠しかとれなかったばかりではあるまい。

昨日の治療室での施術の「戻り」が、また来たんじゃないだろうかと思う。

前回よりもはるかに戻り方がラクだけれども。

 

■午後からずっと発作。

これまで夜しか出なかったのに、このところおかまいなく出てくる感じだ。

やはり施術の影響というのがあるんだろうか。

 

昨日、前回の発作のことを訴えたところ、先生が言うにはどうやら仙腸関節が炎症を起こし、ぎっくり腰になってしまったらしい。

実は僕は、中学生のころから、カバンはずっと左肩にかけていたし、電車通学の最中、左足に体重を載せて立っているのがクセになっていた。

何度か人に、

「右肩が上がっている」

と注意されたし、去年小田原の温泉施設に行ったとき、施設に出張で来ているインストラクターにもそう言われていた。

つまり、かなり長期間にわたって、体が左に傾いていたことになる。

 

横浜の治療室の先生は、1回目でそれをすぐに見て取り、体のバランスを整えようとしたのだそうだ。

ところが体の重心が左から真ん中へと移ったことで、右の仙腸関節に負担がかかり、それに耐えきれなかった関節が炎症を起こして、ぎっくり腰になってしまったのだという。

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「日本仙腸関節研究会」HPより。

 

それを聞いて、初めて、

(ああ、この先生の療法(MTS療法)、正しいのかも知れない)

と思うようになっていた。

先生は背骨の模型を見せながら説明してくれたのだが、それがちゃんと理屈にあっているように思えたからだ。

ちょこん、ちょこんと足を上げ、対角線上の肩甲骨に触れるという調整を、うつ伏せ仰向け、またうつ伏せ、仰向けと何度も繰り返すだけの施術に、

(こんなもので本当に効くのか??)

と疑問を持っていたのだが……

 

昨日はこのぎっくり腰の部分の調整をしてくれて、尾てい骨に手を当てて、ちょうどその隣りの部分に湿布するよう指導があったのだが、確かにその場でしてもらった湿布が、いつも漫然と腰にしていた湿布よりも効くような気がしていたことは確か。

先生のところには、長期間通うことになるだろうが(長年体のクセが治っては戻り治っては戻りを繰り返すだろうから)、しばらく通院する価値はあると思った。

 

しかし問題は膝からくるぶし、足の甲に到る下肢痛で、この発作がなぜ起きるのか、まだ納得のいく回答を得られていない。

自分で調べて見たところ、仙骨関節炎の場合、下肢に痛みを生じることがあるらしいのだが、それは関節炎を起こした側の足にだけ起きるらしいのだ。

しかし僕の場合、確かに右の方が痛いのだけれども、対称性というか、左足も同じように痛いのだし、先週の施術で仙腸関節炎を起こしたとしても、7月ぐらいからずっと発作に苦しめられて来たのだから、原因はまた別のところにあるのではないかと思う。

単純に考えられるのは、腰痛による痛みが膝から下に飛んでいることだけれども……

 

もうひとつ、昨日帰り道に本屋で雑誌を立ち読みしたのであるが(雑誌名失念。頭にダチョウ倶楽部の肥後氏と、その腰痛を治した先生との対談が載っていた)、あるペインクリニックの先生が、

「長い間にわたって治療をせずに痛みを放置しておいた場合、神経ブロックをやってもその分長くかかる」

と言っていたので、今現在6回の麻酔注射を受けたところなのだが、それも時間がかかるとわかって、ともかくやり続けるしかないんだと、少し安心出来たことがよかった。

 

とはいえ、以前は夜だけだった痛みの発作が(午後はずーんと痛いぐらいで、発作までは行かなかったし、午後の痛みは「リリカ」が十分に効いてくれた)、時間帯にあまり関係なく出てくるようになったのはなぜだかわからない(午後に繰り上がって、寝る時間時間帯には収まっているが、夜中にまた発作が出ているような感じ)。

「悪化している」としかとらえようのない発作なのだ。

「リリカ」はもうあさって切れてしまうので、週に1日の麻酔注射が6日に1回になってしまっているけれども、打ってもらいにいこうと思っている。

 

いやしかし、終日これだと、思考力はほとんど働かず、冷藏庫とトイレとテレビの前を必死で往復するぐらいしかできない。

いま裏切りのサーカスを観ている最中なのだが、ただでさえ難しいという評判の映画が、思考力ゼロなので、だんだんちんぶんかんぷんになってきた。

(しかし、昔ジョン・ル・カレをむさぼるように読んだ時代があるので、興味は尽きないが……)

 

■丸2日かけて作った「鶏肉のハム」。

といっても、鶏の胸肉に砂糖→塩の順で塗り込んで、保存袋に入れて冷蔵庫で丸1日放置。

翌日取り出して、沸騰したお湯に入れ、中火で5分間煮てから火を止め、そのまま8時間放置。

計2日だけという簡単な料理なんだけど。

f:id:blueseashell:20131107190245j:plainこれがなかなか旨くて、成功。

しかし食欲がほとんどないので、さっきごま豆腐を何とか食べて、これからこのハム(?)を5切れ、なんとか口に押し込むつもり……

(アミノレバンENを服用される肩へ「在宅療養のための肝臓病の食事」のレシピより(^◇^;)

 

■ようやく、ようやく、ようやくのことで、8時ごろから痛みが引き、少し元気に。

しかしたぶん昨日と同じように真夜中に発作が来るだろう。

 

なにしろ座るのが仕事だからして、後々苦しいのはわかっているけれども、ある補助器具を買おうかどうか迷っている。

買うべきなんだろうけどなあ。

 

 ■すっかり痛みが引いた。ってもう寝る時間ぢゃないか (-◇ー;)。

この状態なら原稿書けるけど、手遅れ……眠いもの(´;ω;`)。

 

裏切りのサーカス』、かなーり面白かったけど、もういちど見ないと登場人物の名前とか

(ん?)

と思って、理解不能なこともあったので、返却期限が来る前に時間があれば、もう1回見てみよう。

 

それにしてもジョン・ル・カレ

一時は米ソ冷戦が終わってしまったため、作家生命も終わったみたいなひどい言い方をされていたけれども、あにはからんや、さらに時間がたった今になると、

(こういう時代があったんだ)

と、逆に興味を持って読めるんじゃないかと思う。プロットは緻密で、僕は天才だと思っていたけれども。

 スマイリー3部作でも読み始めようかな。