✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■11/17(日) 断酒1111日目 夕方まで不調続く。お天気なのに、夜の雨を体が感じてる???

■深夜2時に痛みで目が覚めてみると、実際には痛くなくて、なんだこれはと思っていたら寝られなくなり、ガスストーブをつけてぼんやりしていたら推定3時半ごろストーブをつけっぱなしで寝てしまった。

南北の窓を少しずつ開けてあるので、一酸化中毒にはならないと思うが、火事のことを考えると怖い。

 

7時に目が覚めも起きられず。8時までうとうとして起床。

痛みもなく調子はまあまあかな? と思ったらさにあらず。

布団を干しているとき、背中の右側というかほぼ側面がピキピキッという感じに鳴って痛めてしまった。

観葉植物に水をやり、ベランダの鉢植えにも水をやり、40分ごとぐらいに布団を表裏上下をひっくり返したり、少しは働いたのだが、どうにも調子が悪く、ひとつの行動をとるまでに時間と勇気が必要。

高気圧だというのに、昨日午後の不調が尾を引いているようだ。

 

■来週19日のシネマポイントカード会員感謝デーは断念。

今は1000円の入場料と、帰りにそれだけではおさまらないお茶代ランチ代がキツイ。

火曜日には横浜まで行く電車賃もかかることだし。

 

それにしてもベランダで布団を干しているとき、お年寄りの、主に女性が、まあ次から次へと階段から姿を現しては、バス停方向へと消えてゆく。

元気だなあ。

僕より数倍元気だ。

時間が時間だから、\近場の、例えば穴場の大磯城山公園とか小田原にでも行くのだろうか。

僕は本日も引きこもり。

背中の痛み、きっと肋間神経痛に違いない。

腰の関節、まだまだ全身に悪さをしていそうな気配。

 

■取りやめた映画は、『清洲会議』or『悪の法則』。

しかし昨日まで気づかなかったのだけれど、『悪の法則』の原作は、あの『ノー・カントリー』(なんというひどい訳!)を書いたコーマック・マッカーシーだったとは……。

こりゃまあ、映画館という密室で、極度の緊張を強いられそうだなあ。

それにしても『ノー・カントリー』の原作である『血と暴力の国』を書いたのが、コーマック・マッカーシー74歳の時というのは驚かされるし、しかし一面で勇気づけられる。

もうその年になれば、「往年の」という接頭語(?)がつくようになり、筆力の衰え、構成力の弱さが目に付く年齢となってしまうのだが……

(フレデリック・フォーサイスにそれを見た時、とても悲しい気分になった)

 

おおかたの作家が、波に乗れる時期というのは限られているし、さらに限界年齢というものを持っていると思う。

あまり良い例が思い浮かばないが、池波正太郎氏が文藝春秋のインタビューを受けた最後の最後に、

「僕は、もう、駄目ですよ」

と言い出し、おそらくは慌てたであろう編集者が、

「いやなにをおっしゃってるんですか。これからますますご健筆で……」

とフォローをしたにもかかわらず、それをにべもなく遮って、

「いや、僕はもう駄目です」

と言い切って、その翌年だったかに亡くなったかに記憶している。

恐らくはご当人は、自分の中のエネルギーが枯渇してしまったことを察知していたのだろうが、物書き(小説家、作家)の最後というのは、このエネルギーが尽きてしまったとき、とりわけ脳と体両方の細胞が底尽きた時にやって来るのだろうと思う。

しかもその時期というのは、どうも一般的に短いようで、早死にをしている作家の方が、僕が見た限りでは多いように思う。

だからコーマック・マッカーシーが74歳であのようなエネルギッシュな作品を書いたことは、これはもう驚異的な、奇跡ともいうべき業績だと思う。

そして恐るべし、『悪の法則』を上梓したのは、御年80歳の時なのである……

 

■昨日と同様、3時過ぎぐらいからようやく体が軽くなる。

軽くなると言うのは、神経痛というのは不思議なもので、通常の怪我や炎症とは違い、その部分だけが痛いのではなく、全身がなんとなく硬くなって、動けなくなってしまうのだ。

だからまるで呪縛のようなその「硬直」が溶け始めると、とたんに体が動くようになる。

まだ膝は痛いけれども、それは局部的な痛みであって、神経痛の痛みではないということがはっきりとわかる。

つまり、今ごろ(4時15分前)ごろになって、ようやく起き上がってお茶を淹れたりすることができるようになったということ(-◇ー;)。

まったく情けないというかなんというか。

その呪縛が解ける前は、もう執筆はとんでもないばかりでなく、雑誌の類すら内容が頭に入ってこない。

今日も『腰・股・膝の痛みはテニスボール1個で消える』の最終章の2項目を読むのが精いっぱい。

あとは布団をきちんと干したぐらいか。

ひどい二日酔いと同じ、「一日戦死」である。

ふええ……

 

■ラム肉と、鮭の切り身の残りと、発芽米、小松菜とリンゴとニンジンのグリーン・スムージー3杯強で夕食。

食欲も出たし、野菜を切る元気もあったので、まあまあの回復か。

しかし膝治らないなあ。

横浜の施術院はあさって。

しっかり症状を伝えて、たぶん神経が暴走し始めた大もとである膝痛の治療をしてもらおう。

腰の方はなんとか回復してきたが、膝が終わったら、全身の神経機能の調節に入るだろう。

そうしたら、月1回ぐらいのペースにおさまるかな?