■1/30(水) 人生の黄昏時にさしかかって。
ちょっと食材を買いに出たら、財布を忘れていたことに気がつき、階段を2往復。
それだけでテレビの前で居眠り。
なんで疲れがとれないんだ??
まったくしょうがないなーこの体。
顔色とか、病人にはまったく見えないのに。
娘からメール。
今日で授業は終わり。あとは3月まで休みで、3月も3日間出るだけで卒業。
「三年間早かったー」
と書いてあった。
不思議なもので、高校を卒業してから、時間の流れが刻一刻と速くなっていったような気がする。
だから、充実した学生生活を送れるのはあと4年ということになる(浪人、留年は計算に入れず (-ω-;)。
上の息子のときには、行きたいと言っていた留学も援助してやれなかったし、なんとか娘のためにやってあげたい。
だから、疲れやすいしまだまだ完全回復とはいかないけれども、もう少しだけがんばらないとな。
最後の鞭を入れて、社会へと送り出し、その後は細々と書きたいものを書いて、寿命を迎えたい。
プラスマイナスの法則というか、すべてそういうことなんだろうなあと思う。
僕はまだ学生のころから子ども好きで、
(将来自分子どもができたら、バカがつくぐらい子煩悩になるだろうな)
と思っていたと書いたと思うけど、それは母方の「寂しい遺伝子」を受け継いだせいでもあるし、両親が毎日怒鳴り合いつかみあい酔っ払い合い (-ω-;)を繰り返すという家庭環境のせいもあったと思うが、ふり返ってみて、やはり子どもを持ってよかったとは思っている。
思ってはいるが、一方では持った喜びと同じかそれ以上の苦しみ、心配もあった。今から考えてみれば、
(ああ、あのときこうしていれば)
(あんなことを子どもに言わなければ)
という数え切れないほどの反省や後悔もある。
楽しいことがあれば、それを上回る苦しいことは、まず間違いなく襲ってくると思う。それが人生なんだと気がつくまでに、半生がかかってしまった。
そんなことを若い頃から考えられる人間は、だから立派だと思う。
僕にはとても想像できないことだったから。
だからそうしたことを書き留めて、子どもたちに渡すことが、少しでも彼らの人生の指針となればと思っているし、それが親の勤めじゃないかとも思っている。
だから、もう少し生活が落ち着いてきたら、ぶ厚いノートを2冊買って来て、少しずつ書きつらねていこうと思う。