✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

断酒779日目。

断酒779日目。

節“白砂糖”連続8日目。

 

なんと8時15分ごろまで爆睡。

いったん4時にトイレで目覚めるものの、その後また4時間も寝ていた。昨夜は油断していたから12時を過ぎてしまったとはいえ、およそ8時間もの睡眠は、しばらくなかったこと。

どうやらだいぶ疲れが溜まってきているらしく、それだけ寝てもだるい。

眠いのとは違って、頭から腰までイヤな物質が澱のように淀んでいる感じ。

 

あわててごみ出しをして、お茶を飲みながらぼんやりしていたら、もう9時半。

ゆっくりいつもの体操をするも、あお向けでの姿勢でしかやる気が起こらない。うつ伏せになったり、横向きになったり、壁にもたれて座ったりという行動がイヤ。

まあ、一日かけて終わればいいや。

 

ネットニュースでまたトサカに来る。というより、やっぱりなという感じ。

 

福島被ばく調査:乳歯保存拒絶の材料探し 検討委に依頼

毎日新聞 2012年12月19日 02時30分(最終更新 12月19日 03時14分)

 東京電力福島第1原発事故による子供の内部被ばくを調べるための乳歯保存を巡り、福島県議が昨年秋の県議会で質問通告した際、保存を拒否できる見解の提供を、県が県民健康管理調査の検討委員会委員にメールで求めていたことが分かった。県はメールに乳歯保存を「反原発命(いのち)の方の主張」と記述。同委員会を巡っては、事前に秘密会を開いて意見調整していた問題などが発覚したが、県が特定意見を排除するため委員らを利用しようとした実態も浮かんだ。

 原発事故で放出される放射性物質「ストロンチウム90」はカルシウムに似た性質を持つため骨や歯に蓄積しやすいとされる。このため柳沼(やぎぬま)純子県議(自民)は昨年9月、「将来的にストロンチウム90の内部被ばくを分析するため、事故後に抜けた子供の乳歯の保存を県民に呼びかけてはどうか」との質問を県側に事前通告した。

 関係者によると、通告を受け、検討委の事務局を務める県保健福祉部の担当者が、乳歯保存について「あまり意味はないといった知見・情報はないでしょうか?」と呼びかけるメールを検討委の委員らに一斉送信。「質問議員(がそう)ではないですが、反原発命の方の主張でもあるようで、あまり乗る気になれない質問です」などと記していた。

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この県職員というのが(もうそうした言い方は、責任の所在が不鮮明になるからやめて欲しい。たとえば「国は」という言い方は、実は経産省とか財務省とかがメインでやったことかも知れないのに、まるで時の政権にすべての責任があるかのように誤解され、官僚は裏に隠れて表に現れて来なくなる)、はたして国から出張した官僚であるかどうかはわからないが、もうひとつの問題は、

「国も県も、そして市町村も、役人というのはこんなもん」

ということ。

彼らは極力自分の感情を押し殺すことを強要されて来たから、たとえどこかに罪悪感とか懐疑心を持っていたとしても、それを抑えない限り出世はなくなるし、人事異動の名の下につぶされてしまう。

つまり、役人というのは、ロボットであることを宿命づけられた人間の集団であり、よりロボットに近ければ近いほど、優秀な官吏であると評価されることになる。

だから、目の前で苦しんでいる人、助けを求めて訴えている人の声は、耳に入ってこない。

「わかりました。なんとかしましょう」

と親身になってくれる役人は極めて少ないだろうし、僕の少ない経験では、閑職にいる役人ほど優しい人が多かったような気がする(滞納の問題とかがあって、数え切れないほど役所などに足を運んで来た)。

 

福島県はこれ以外にも、県民の医療費の無償化を打ち切るなど、さまざまな暴挙をおこなっており、福島からの県民流出を防ぐためとしか思えないとの批判が多い。

国家官僚がばかりがやり玉に挙げられることが多いけれども、実は県庁以下の役人の方が、マスコミに取り上げられない分、かなりひどいことをやっているという現実を忘れてはならないと思う。

地方自治」「道州制」に、僕が必ずしも賛成できないのは、そこに大きな理由がある。

腐ってもマスコミ。

そのマスコミのチェックを受けないのが地方の役所であり、彼らは政治家や地元の有力者とつるんで好き勝手なことができるという事実も、忘れてはならないと思う。

そしてなんと、そのマスコミ自体が――これは中央のマスコミではなく、地方に基盤を置いたマスコミのこと――そうした政財界のグループに荷担しているという、国家のミニチュア版が形成されているということを忘れてはならないと思う。

(たとえばだが、僕が編集者としてかかわった「薬害エイズ」でもう批判を浴びた持永数見元衆議院議員と、それを取り巻く地方マスコミ連中の「あ・うんの呼吸」をルポライターの明石昇二郎氏から聞かされたときには、愕然とした思いを抱いたものである)

ああ。朝から機嫌悪い。