✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ 8/30(木) ①暑くてなに書いてんだわからん……

酒634日目。

ひところよりマシとはいえ、風が弱くて暑い。

このごろ、朝ごみ出しをしたついでに冷たい炭酸を飲みにセブン・イレブンまで行くのが日課になってしまっているのだが、今日はマックに寄った。

涼しい……。

みるみるうちに目が覚めていく。

やはり村上春樹氏のようにバシッと朝から仕事するためには、エアコンが欲しいなあ。

いくら風が通って涼しい部屋だとはいえ、この室温じゃ頭の芯まですっきり冷えて細胞が活動を始めるには時間がかかる。

自然な汗をかくとか、体には今の方が数倍いいんだろうけど。

でも来年は、防衛省がつけてくれることになっているエアコンをつけて昼まで仕事をし、午後、世間的にも電気の使用量がピークになる時間帯はスイッチを切ってという生活がしてみたい。

図書館がもう少し近いといいんだけど。

 

部屋の片づけをした。

綺麗になった。

仕事は進まなかった。

どうして男の家事と仕事は両立しない!

 

そこへ行くと、女は偉い。

アチーアチーとぐだぐだ走っている我が輩を尻目に、自転車の前と後ろに子どもをふたり乗せてぐんぐん追い抜いていく。

かと思いきや、帰り際また抜かれたと思ったら、さっきまで子どもが乗っていた後ろのカゴに、お買い物した品物が山と積まれている。

もちろんとっくに洗濯物は干してるだろうし、その前には子どもの弁当を作っているかもしれない。

その後は旦那さんを起こし、家族全員の朝食の用意もしただろう。

買い物から帰ったら帰ったで、掃除や昼ご飯の準備が待っているだろうし、ようやく片づいたと思ったら、もう子どものお迎えの時間だ。

 

だからオレは許す。

洒落たイタリア料理のランチに、主婦が大挙して押しかけてきて、これからペ・ヨンジュンかイ・テゴンあるいは綾小路きみまろのショーでも始まるんですか?と聞いてまわりたくなるぐらいおしゃべりに華が咲いていたとしても。

イッチ、ニッ、そうれっ! と室内テニスに通ってマグニチュード6ぐらいの地響きをたてていたとしても。

ジムのアクアビクスで、まるでアフリカのカバの大群が河を渡るように、何十本もの太腿が大きく上下されるのを横のレーンで泳ぎながら水中で見てしまい、あまりの恐怖に水を飲んで溺れそうになったとしても。

主婦のたまの楽しみなんだから、寛大な我が輩はすべて許す。

 

けれどひとつだけやめて欲しいことがある。

頼むから男ひとりで店に入ったとたん、シーンと静まりかえって、全員で我が輩にガンつけるのだけはやめてくれ。

そしてなにより、

(たいした男じゃないわ)

とでも言うように、すぐさまおしゃべりを再開するのもやめてくれ。

とっても心臓に悪いんだよぉ。