✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ あきらめかけていたツツジに花が咲いた。

ようやくポット植えのツツジの花が咲いた。

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僕が小学校卒業直前に死んだ、実質的には父親がわりのおじいちゃんが丹精込めて育てていた紅白のツツジの赤い方。

白い方はもうとっくに枯れていて、これも死んだ父がその後白いツツジを庭師に頼んで植えさせたんだけど、周囲がどんどんビル化してしまい、1日の日照時間わずか2時間といった状態になってしまって、枯死してしまった。

実家を売るとき、ツツジの新しい枝を20本切り取ってひとつひとつ切り口に綿をくくりつけて水に浸しておき、わずかに根が出てからポット植えしたもののひとつ。

その後chigasakiの新居で、バルサンを焚いて半日もたってから、空気を入れ替えようとしたら7ポット枯れてしまい残り13ポットになってしまっていた(そのほか、ローズマリーとか桔梗とか、いくつもダメになった。バルサンはもう二度と焚かないと思った。あの毒性はそうとうなものだと思う)。

それからここtujidouに移ってきたら、今度は葉っぱがみんな茶色になってしまい、どうやら海岸の松を見ても葉の先が茶色くなっているし、これは塩害に間違いないなとがっかりしながらあきらめた。

ところがそのうち5ポットが息を吹き返してきて、ようやく緑色の葉が出て来たのだが、残り8ポットはとうとうダメだった。

そして最後の5ポットのうち、この1ポットだけが花をつけてくれた。

えらいよなあ。よくがんばったねとねぎらってあげたい気分。

来年は残り4ポットも花をつけるんじゃないかな。

このまま大事に育てるつもりだけど、いよいよ歳をとって来たら、子どもたちに1ポットずつでも託したいと思っている。一軒家だったらツツジやサツキはもともと強い植物だから、うまく成長してくれると思うんだけど。

おじいちゃんと僕の形見だ。