✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■7/28(日) ②セカンド・オピニオンについて。

■体調不良は続き、結局今まで、寝たり起きたりだらだらと過ごす。

わずかに食器を洗ったり、娘のためにサイドテーブルとして使っている書斎の小さな机を、寝室に運んだり。

これからさらに、領収書を無印良品で買った半透明ケースに分類もせず、入れてしまうだけはやろうかと。

それだけで、書斎の左半分の床が見えるようになる (-ω-;)。

 

■昨日のセカンド・オピニオンについて簡単に記してしまうと、

 

1)足の腫れはアンモニアのせいではない。

 これは主治医と意見がいっしょ。

 しかしでは何が原因なのか聞くと、

「肝臓そのもの」

 とのストレートな答え。

「しかし先生、肝臓については、たんぱく質の吸収力が低いだけで、他の数値はなにも心配要らないと言われたんですが」

 と尋ねたら、

「肝硬変の場合、過去にさまざまな影響を体におよぼしているから、肝臓の数値がよくなってからでも、こうしたことは十分あり得る」

 のだときっぱり断定。

 この部分は、足の腫れについて診断を下せなかった(?)主治医の先生とは違うところ。

 

2)たんぱく質は極力控えた方がいい。

 これも明白な答え。

 いくつかのサイトで見た、

「肝硬変の場合、たんぱく質の摂取は20グラム~40グラムで様子を見、大丈夫だとなったら少し量を増やして、また高アンモニア血症になったら、すぐさま減らす」

 という記述と合致していた。

 主治医は「100グラムまで」と言っていたと言うと、

「たぶんその先生は、アルブミンの数値がまだ低いから(たんぱく質のひとつで、血液中のたんぱく質の中で、およそ6割を占める)、数値を上げたいということだろうと思う。

アミノレバンを投与したのもそのひとつの現れ」

 と説明した後、

「しかしアミノレバンには副作用もあって、高アンモニア血症を招くというのもそのひとつ。アルブミンの値が低いと、浮腫が起きやすくなるから、数値を上げたい。しかしそれはアンモニアを増やすという副作用もある。

そこでアンモニアの値を低くする効果のあるラクツロース(甘~いシロップ)を処方しているわけ。

つ,まり、相反する作用のある薬を投与して、様子を見ているんだと思う」

と、主治医の診療を肯定した。

 これは相当匙加減が難しいんだと、納得した次第。

 だから、これに糖尿病が加わると、糖尿病の薬によってすぐさまバランスが崩れ  て、また体調不良のどん底に落ちてしまうのだろう……。

 「アミノレバンそのものにもたんぱく質はかなり含まれているので、魚とか肉と か、その他のたんぱく質は極力控えた方が無難」

 と言うことだったから、この辺りが主治医との方針の違うところなんだろう。

 けれどもこれ以上腫れが引かないとなったら、主治医も低タンパク質の食事を命じ るかも知れないな。

 

3)今後も肝性脳症や、こうした足の腫れは、なんどだって繰り返し起こる可能性がある。

 これを聞いた時、ちょっと恐ろしくなった。

 肝性脳症、4月の頭にぶっ倒れた時でオシマイじゃないんだ……

 先生は最後にとどめを刺すように、

「その状態から抜け出すためには、肝移植しかないんだよね」

……。

 そこまでひどいのか……これは、頑張れば完治することはなくとも、それなりに健 康体になれると考えていた自分が甘かったのかも。

 主治医のもとで一生、薬のバランスを取りながら、その時その時で対応してもらう しかないということだ。

 そういえば去年、市役所に生活保護を申請するため、先生に診断書を書いてもらっ たところ、

「食生活と日常生活の改善を工夫せねばならず、難治性だあると考えます」

 と書いてあった意味が、ようやく身に染みて理解できるようになった。

 

4)「僕だったら腫れを引かせるために、利尿剤を出すけれどね」

 これが主治医とセカンド・オピニオンの先生との大きな差だった。

 先生から利尿剤2種を処方してもらい、病院近くの薬局で2週間分の利尿剤をもらっ て帰ったのだが、帰り際先生は、

「もしこれで効くようなら、次に主治医の先生のところで、これらの薬を出してくれと言ってください」

 と言っていた。

 主治医には内緒で訪れた病院なのだから、その薬の名前を言うわけにはいかないん

だけど……

 そして、こういう病気は、とにかく家から近い信用のある診療所に通った方がいい ですよ、とも。

 この前のように、いつぶっ倒れるかわからないから、確かにそうなのだ。

 これで市役所の要求する引っ越しはしないで済むだろう。

 なんてことを言ってる場合じゃない。

 主治医の先生、もう72歳だからなあ……

 

まあ、肝臓ガンその他のガンにいつかかかるだろうけれども、それをいかに引き延ばすか、それしか僕のやることはない。

せいぜいが筋力をつけ、それによって血糖値を下げ(寝ている間に、筋肉がよぶんなエネルギーを消費してくれる)、同時に寝たきり一歩手前の生活となった場合に看護士さんなどの介護を最後まで必要としないだけの体に、今のうちから鍛えておくだけだ。

 

やんぬる哉。