✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■3/22(金) 馬車馬のように働ける幸せ。

なんだか着々と進んでいる。仕事もプライベートも。

去年の春、ぶっ倒れて寝ていることが多く、しかも胃潰瘍だのなんだの……

とても想像ができないぐらいの復活ぶり。

 

朝はお付き合いのない出版社へ持って行く新シリーズの“見本”として、序文(章までは行かない)と第一章第一節までにピリオドを打ち、明日からは原稿ノルマを半分にして、残りはプロット作り。まあ、営業の企画書のようなもの。

 

(こうして見てくれればわかるように、小説を書いてそれを刊行するというのは、なにもなんとか賞を獲らなくてもできるということだ。その種の作家さんとは一線を画するというか、僕らのような立場の作家は、そのジャンル全体を下から支えて活気づける縁の下の力持ちのような存在で、なおかつそうした存在がないと、出版社は“良い作品”が出るのを待つしかないことになり、とてもじゃないが商売にならないからだ。もちろん僕らのような職業作家から、賞取り作家以上の実力者は出てくるし、その逆に賞取り作家が食えなくなって、職業作家の仲間入りなんてこともあるわけ。そういう意味では、僕らに力はないけれども、必要不可欠な存在だから、なんとか最初の一冊二冊を上梓しておけば〈言わばこれが最大の難関で、フリーライターと作家との間に立ちふさがる大きな壁〉、プロットを見てくれないなんてことはないわけ。たとえその編集者のお眼鏡にかからなかったとしても、他の編集者はいいかも知れないし、他の出版社では大歓迎かも知れない。そんなことは僕自身もイヤというほど経験しているが、ビビる必要などまったくないのだ。だってたまたま電話に出て会ってくれた編集者がただの無能力者、バカである可能性だって高いのである。こうした話はまた後日)

 

5時半にはそれを終え(眠くて眠くてなんど( ̄¬ ̄)を垂らして意識を失ったことか……)、いったん仮眠。7時過ぎに起きてごみ出しし、市役所の支所である市民センターまで行って住民票をとり、コンビニでそのコピーを取って郵送。帰りがけに今日食べるお肉と、朝だけ残ってる100円卵とノンシュガー飴を買って帰って来た次第。

 

これからバスでお隣まで行って、月曜まで貸してくれることになった友人にクリニック代を借りて今年最後の抗アレルギー剤をもらいに耳鼻咽喉科まで。

 

いやあ、深夜1時過ぎから起き出して運動もこなすし、この働く働く手をぢっと眺める。

すると、おおおお、手のひらに小判が現れて、あれよあれよとうずたかく積まれてゆき……なんてことあるわけない。

しかしほんと、働けるってすごいことだよなあ。

去年までは考えもしなかった、働くことができるという幸せ。