✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ 10/6(土) ②コーヒーを飲みながら、雑感。

12時半に5件の手紙など、ようやく雑事が終わる。

ようやくコーヒーで一服しながら思い出したこと。

 

「東京での暮らしを楽しむには、年収1千万円が必要。それ以下の人間は、楽しんでいる人間に使われる存在であることを知っておいた方がいい」

 

なにか雑誌の署名記事だったと思う。

もう25年は前のことだと思うので、年収1千万円という額が妥当かどうかわからないが、なるほど、と当時思った記憶がある。

 

つまり、年収が一定以下のクラスの人間は、顧客に対して

「サービスを供給する」

立場にあり、それによって収入を得ているというわけ。

 

もちろんその人間性を年収の額から導き出しているわけではなく、価値観の違いを認めつつも、

「それが大都会というものだ」

というわけである。

 

ひと口にサービスと言っても、文字通りカフェの店員をやったり、流行の居酒屋でがんばっている人間から、大きな会社相手にプロジェクトを丸々売り込んだり、世界中を飛び回っていい商品、利ざやを稼げる商品を見つけたりと、その幅はとても広い。

しかし業種や職種に関係なく、そうした人間は、上顧客・大顧客に、サービスという商品を売り込んでいることに変わりはない。

 

だとしたら、そこでの人間関係やら上下関係やら職場の雰囲気やらは、考えたってしかたがないんだよ、というような趣旨のことを書いていたと思う。

悩んでたって、サービスは提供し続けなければならないし、それが出来ない人間はどうぞご退場くださいとなるか、あるいは別の会社や業界に転身をはかるしかないんですよということだ。

 

と、ここまで書いたところで、そのために昨日わざわざテラスモールまで買い出しに行った白身魚のアクアパッツァを作って昼食を摂らなければならない。

自分で自分にサービスを提供しているわけだから、イヤな人間関係がないということだけが、けっこう強みだと思っている。