■ 7/22(日) ③スパニッシュ・オムレツとの訣別ヽ(*`Д´)ノ
朝から重い本棚と本の移動でけっこうくたびれ、でもがんばって作ったスパニッシュ・オムレツ。
これだっ!
ど、どこがスパニッシュ・オムレツっちゅうねん……
最初からムリがあった。
レシピ本には18~22センチのフライパンを使用と書いてあるのに、僕は26センチのフライパンひとつしか持っていないのだ。
でも、これしきの障壁は乗り越えてやると作り始めたら、けっこういい感じ。
で、フライパンにフタをして滑らせるとあったからやってみたら……
崩壊。
ぐっすん。
ぐしゃぐしゃになってしまいました。
鍋に戻して裏面もしっかり焼いたけど、疲れて泣きそう。
しかも味つけ。
実はレシピ本を見た時からちょっぴり不吉な予感というか、どんな味になるか100パーセント想像がついたから。
だって、みじん切りにしたタマネギ、ブラウンマッシュルーム、固めに茹でたジャガイモの厚切り、そして牛ひき肉に至るまで、一切味つけしないのだ。
その後卵4つをボールに割り入れて溶き卵を作ってから、塩を少々入れるだけ。
で、食べる時に、ケチャップと中濃ソースを混ぜたものをかけるという……
まあでも、最初はレシピ通り作るというのが僕の信条で、それをやらないと、その料理家の味が自分に合うかどうかわからないからということは以前にも書いた。
でもさ。
ラウンドケーキみたいに丸くまとまってくれれば、その味もこんなものかとあきらめる余裕があるけど、これだけぐちゃぐちゃになってしまうと、いくら味的には同じとはいえ、無性に腹が立ってきた。食べながら(。-`ω´-)。
これなら、最初からタマネギとマッシュルームと牛ひき肉に黒コショウと塩、さらにはドライ・バジルかイタリアン・ハーブ・ミックス、あるいはマジョラムとかタイムとかを入れて、それ自体が美味しいという味にしてからジャガイモを投入して炒め、最後に溶き卵を上からかけてまぜながら炒めた方が簡単じゃないか。
いや、タマネギとマッシュルームと牛ひき肉ひきを炒めて味つけを終えたらいったんフライパンから取り出してボウルに入れ、溶き卵を入れてかき混ぜ、もっと薄くスライスしたジャガイモをオリーブ・オイル焼きにしてローズマリーで味と香りを変化させ、そこにボウルの中身を投入した方がずっと美味しいんじゃないか??
さらに炒め終わる前にチーズをいれてとろけるような形にしたって、チーズオムレツっぽくなって美味しいと思う。
こんなにめんどくさくて疲れて……昨日テレビでやってた所ジョージの番組で出て来た信じられないようなイギリス伝統料理(基本的にフィッシュ&チップスだけだ( ̄Д ̄;;)と同様、スペイン料理も味が薄すぎて、後からいろんな香辛料だの塩コショウで味つけするって、ソボクと言えばソボクだろうけど、だからなんだってんだ!
(落ち着いて、落ち着いて……)
あー、もうちょっと休憩しないとなんにもする気にならん。
烏龍茶でかなりの量使用したオリーブ・オイルを洗い流さなくちゃ。
夜は口直しに冷やし中華だ!
くっそー! 責任者出てこい!
(落ち着いて、落ち着いて……)