■10/27(日) 断酒1090日目 アウトプットの仕方①
■12時半に布団に潜り、推定1時過ぎに入眠したものの、6時にぱっちりと目覚める(トイレで4時にも)。
どこか興奮状態にあるのか、すっきりとして、そのまま軽く膝、腰、肩の運動。毎日の日課の3分の2を終える。
昨夜の発作、うめき声を上げるまではひどくならず、なんというか、口の中だけというか、「うーん」という息を発するのみ。つまり声までは出さない程度で済んだ。
やはり少しずつでも神経ブロックの効果が引き続き出ているのか。
足の甲や足首なんか、まるで細くて頼りないと思うぐらいに腫れが引いてしまったし。
塩を振るのをやめたゆで卵を食べ、酒粕を食べ、チーズを食べて洗濯機を回したところ。
ひさびさの晴れ。
■それでも昨日は痛みの合間に1ページだけ書いた。
■洗濯物を干し、オールレーズンとコーヒーでゆったりしていたら、寝ていた (-ω-;)。
もう少ししたら、テラスモールまで自転車で。
お金を払えずに止まってしまった娘のiPhoneの代金を支払いに。
コンビニでもいいのだが、210円というあの手数料が、どうにも納得いかないのだ。
帰り、なにかいい葉物があれば買って帰りたい。
■小説を書くにあたっての訓練としては、インプットとアウトプット。
もうこれに尽きる。
なんとなく文章が書ける人は、このうちインプットの訓練が自然にできた人。
学生時代、どれだけ本を読んだか、いかに多岐にわたるジャンルを渡り歩いたかで、素地というものが決まってくる。
(もちろんこの素地というのは、年齢に関係なく、社会人になって、あるいは人生のベテランになってから、次第に身につく人もいると思う。しかし若い時の脳細胞はスポンジにたとえられるように、早いに越したことはないだろう)
ミステリーでも、お化や幽霊の出てくるホラー物でも、童話でも、探偵物語でも、なんでもいい。
それらを寝食を忘れて読んだことがあるか。
母親から早く寝なさいと然られつつ、そっと寝床で電気スタンドを灯してキリのいいところまで読みあさり、翌日眠くて眠くて、学校で使い物にならなくなるほどのめり込んだか。
そうしたことがまず基本となる。
その頃から小説家を目指していたというならともかく、そのような人間は数少ないだろうから、ではアウトプットの訓練はどうするかというと、日記、読書感想文といった学校から与えられた課題をこなすことが第一となるだろうが、実はそればかりではない。
いや、学校で命じられた作文がヘタクソでどうしても書けなかったとしても、妄想日記のようなものをつけたことがあるか、あるいは自分が探偵団の一員になったと仮定して、今日出会った怪しい人物、遭遇した事件などをメモしたことがあるか。
あるいは花言葉から連想されるものについて自分の考えや想像を書き留めたことがあるか。
花や虫などの観察日記を、宿題ではなく自主的につけてみたことがあるか(僕の友人は、当時では珍しかった食虫植物の観察日記をつけていた。そして、それが大きく成長すると、人間も食べられてしまうというおかしな妄想を抱いていた(-◇ー;)。
今日であったいい女(男)でもいいし、将来自分も来てみたいファッションでもいいし、クルマでもプラモデルについてでも、なんでも良いのだ。
しかし総じて、アウトプットの方が難しい。
というより、意識して書かなければ、自分の中に秘められた才能がなかなか伸びてくれない。
だからどうしても、インプットの時代→アウトプットの時代という流れになってるだろうと思う。
■昨日洗っておいた扇風機2台分の羽根や枠などがすっかり乾いた。今日は出かけることだし、しまうのは明日以降だろうな。
今ごろ扇風機をしまうとは……
■テラスモール着11時前。遅くなった。
行きは階段を下るのも自転車を漕ぐのも、膝の痛みを我慢しながらだったが、帰りはルンルン鼻歌が出るぐらい。
冷えから来る神経痛が、今日の陽気で改善されたか、あるいは高気圧に転じたせいもあるかも知れないし、また関節炎だとしても膝を動かして温めると具合が良くなるから、家に閉じこもっていてはダメだ。
いずれウォーキングは始めなければならない。
■ソフトバンクにて料金支払い後、真っ直ぐ買えるつもりがやっぱり本屋へ。
一種の病気かも知れないな。気が済まないのだ。
しかし今日は日曜だというのに妙に空いている。
映画館前の広場(なんというんだ??)も、いつも行列の出来ているスターバックスも、座る席などまず見つからないサンマルクカフェも人が少ない。
そうか……これだけ天気がいいと、室内施設じゃなくて、おんもに遊びに行ってるんだな。
本屋でざっと立ち読みしていたのは、腰痛と膝痛の本ばかり。
膝痛の原因のうち、変形性膝関節症はレントゲンの結果ないと判明したし、やはり腰痛から来ているのか。
同じ腰痛でも脊柱管狭窄症なのか、あるいは椎間板ヘルニアなのか、皆目見当がつかない。
これは腰部のレントゲンをかけてもらって、それでわからなければMRI検査をやってもらう他ないだろう。
リハビリの主治医に、この前行ったとても清潔で、親切で、しかも空いているfujisawa保健医療センターへの紹介状を書いてもらうことにしよう。先生、原因が突き止められないからなあ。ついでに膝も。
CTだと放射能が怖いから、MRI希望。
帰り、ユニクロのズボンを見に行く。
1990円のパンツ、これなら室内で仕事中でも寒気を感じないだろう。
室内穿きのフリースのブーツも1000円しないし、これがいちばん安上がりだろうな。
足入れフットヒーターが欲しいけれども、トイレに行ったりコーヒーを淹れに行ったりするのに、いちいち腰ヒモを解いて脱いで、帰って来てまた履いて脱いでを繰り返すのは、面倒と言えば面倒だし……これは来年というか、次の冬の買いたい物リストに入れておこう。
あとは……プラスチックの足湯用バケツを買うかどうかだな。1000円ぐらいだし。
湯温計は500円ぐらい??
足が温まれば神経痛も和らぐのは確実だけど、本当に寝る前にお湯を沸かして浸かるだろうか。
湯たんぽだって、毎日やってたらけっこうめんどくさくなって来た覚えがあるし……
それにしても秋晴れ。
■ではそのアウトプットをどうするかというと、学問・研究をやっていて、そこから導き出されてきたなにかを小説という形で表現するといった人間は除外するとして、ごく一般的な小説家、作家、物書き(僕は呼び名にはあまりこだわらない。こだわる人も多いけれども)を目指す場合には、ごく普通の日記を書いたってそれでアウトプットになるかというと、まずそんなことはない。
普通の日記でさえ、初めて或いは意識して書いたものであれば、そこには必ずある種のカッコツケ、言い換えれば他人の目をことさらに意識した美文・名文を書こうという意識が働くからである。
この厄介なカッコツケの意識をいかに退治するかが問題だが、それにはひとつ方法があって、それは
「自分が書きたくないことを書く」
ということである。
言い換えれば、
「他人には決して見せられないこと」
を書くと言ってもよい。
(明日に続く。たぶん)
■今日はやはり高気圧とお天気のせいだと思う。
まったく発作が出てこなかった。従って「リリカ」も服用ゼロ。
きっと神経ブロックが、興奮した交感神経を、ゆっくりゆっくり落ち着かせているんだろうなあ。
ともかく平和な一日だった。