✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

やっぱり大坂(大阪)はダメだなあ・・・・・・

犯人が無事捕まって、良かった。

暴力に訴えての犯罪行為もあったようだから、もしかしたら誰かの家に押し入って、家人を人質にして潜伏してたら・・・・・・と最悪ことを考えていたから。

老いた母親とその娘だったら、食料を買いに行かせても、娘はなにも出来なかっただろうし、たとえ男親でも、幼い我が子を人質にされていたら、まずは言うことを聞かざるを得ず、警察に訴えることは出来なかっただろうからだ。

(ただし幼い子の場合には、保育園なり幼稚園の保母さんが、電話してみたけどどうもおかしいと思い始めたかも知れないが)

僕も自分の息子や娘が3歳4歳のころを思い出してみると、警察に連絡するなんて出来なかったかも知れない。

唯一できるとしたら、上の子にしっかりと言い聞かせた上で、次第に油断してくる犯人の隙をみて子どもをまず逃がし、もし犯人が気がついたら、子どもの後を追おうとしても組み伏せてでもそれを阻止し、あるいは後日の意趣返しを恐れて、わざと包丁で刺し殺してしまったかも知れない。

そういう状況では、警察はあるていど、

(刺し殺す必要までなかったんじゃないのか?)

と疑ったとしても、それを大っぴらにすることはまず無いであろうし、証拠がないんだから

「夢中で取っ組み合っているうちに、犯人が包丁を持ちだしたので、それにしがみついているうちに気がついたら刺し殺していた」

と父親が主張したら、たとえ背後からの不意打ちであったとしても、同情によるお目こぼしというのはあるだろうから。

 

いや、話が飛んだ。すでに妄想に入っていた。

そのぐらい、僕は自分の欲望のためだったら他人の生命を危うくすることをいとわない人間というのが憎くてしかたない。

 

それにしても、最後まで出て来なかったな。

富田林署長。

犯人は押し込みをしないで、自力でバイクのひったくりをしたりスーパーで万引きをしたりで逃走を続ける覚悟があった(?)。

あっぱれ、とは言えないけれど、他人を刃物で脅して・・・・・・というところまでは踏み切らなかった。

 

結局いちばん卑怯だったのは、犯人よりも、記者会見を部下にまかせた署長だっただろう。

仲間うちでは、もう本来の姓名では呼ばれないのではないか。

「富田林署長、それにしても5年前ですか、とんだばやし(話)でしたねえ」

と部下に陰口を利かれるがよろしい。

ネットでは山内寛と名前が特定されているようだが、いやいや、貴方の名前は富田林署長というのがぴったりだ。

(ネットだから確実性はないし信憑性も疑ってかからなければならないが、ずっと見ていたところでも警察による反論もなかったので、もう誤魔化しようのない事実だと思われる)

 

しかし大東亜戦争での大阪の第4師団が駐屯しているところを狙って、八路軍(毛沢東軍/中国共産党軍)が狙い撃ちをかけてきて全滅あるいは撤退なんてことがよくあって、他の地方の師団からバカにされていたらしいが(結成された当初から、他師団に元侍が多かったのとは違い、商人が多かったという、それじゃダメじゃん的存在だったらしい)、八路軍(という言い方をすると、中国共産党はものすっごく嫌がるという話を、僕が薫陶を受けた加賀前田家の裔(すえ)である師から聞いたことがあるが、なぜ嫌がるのかの理由はよく聞いてなかったらしく、記憶がない。

恐らくは八路軍の戦い方が、便衣隊と言って、一般市民に化けたり、奪った日本軍の制服を着てゲリラ戦を戦うという、正規軍にはあるまじき戦い方だったことを恥じているのかも知れない。

あるいは嫌がるのは蒋介石だけではなく地方の軍閥の配下だった中国人たちで、今でも共産党が大嫌いな中国人が、同じ中国人ではあっても、八路軍という言葉を聞いただけで眉をひそめるということなのかも知れないが。

 

ちなみに中国語に堪能だった師が、戦友とふたりで中国人の村に偵察に入った時、道ばたで商売をやっていた饅頭屋から買った饅頭を食べたところ、そのうちのひとつに毒が盛られていたらしく、戦友は口から血を吐き、ほどなく息を引き取ったそうで、先生は

「2つに1つ。違う方を食べていたら、こうして僕が○○君(僕のこと)と出会うこともなかったんだね」

と冗談を言って笑っておられたが、その先生が、東北の師団はどこも粘り強い部隊が多く、ここを死守せよと言われたら、それこそ最後の一兵になろうとも動かなかったそうだし、一方九州の師団は勇猛で、機銃掃射で戦友がバタバタと倒れていこうがおかまいなく、敵陣地に飛び込んでいって日本刀で一刀両断して陣地を奪うなんてことも珍しくなかったそうだ。

「相手が銃だけじゃなくて機関銃まで掃射してくるところに、抜刀して駆け込んで行っちゃうんだからね。参ったね、九州の人間には」

など、その他北陸の師団、北海道の屯田兵たちが集結した師団、四国の師団、広島や岡山の師団などそれぞれの特色を揚げて褒めておられたが、大阪だけは、

「なにしろ敵に「もうかりまっか」って聞きに言っちゃうんじゃあ、どうしようもないね」

と冗談を言っておられたが。すべてはもう僕がまだ中学・高校生だったころの大昔の話)

 

しかしそれが冗談だとは思えないほど、大阪府警には不祥事が多い。

やっぱり犯人に

「もうかりまっか」

と思わず聞いてしまうのだろうか。