■11/26(火) 断酒1120日目 横浜へ。施術は確実に効いてるんだけど……
■昨夜は、疼痛自体は大したことないものの、とにかく長く続いて安眠できるレベルでもなく、結局痛みが一段減じたのが11時半ごろと、朝の3時半ごろ。
就寝結局4時。
体が欲するだけ寝るようにしているのだが、気がついたら10時半前 (-ω-;)。
天気良く、出かける日にこういう状態だと嬉しい。
出かける先というのは今日で5回目となる横浜の治療室。
疼痛の発作が少しずつ軽くなっているのは、まずはここの療法が効いているからだろう。
もちろんそれ以前には、ハマれば直ちに効力を発揮する西洋薬としての、麻酔注射があるんだろうけど。
次には神経痛・関節痛のための漢方「麻杏薏甘湯」で、本日で服用30日目となる。
以上3つが疼痛が軽くなった要因なんだろうと思う。
繰り返しになるかも知れないが、父がガンにかかって救急車で病院に運ばれ、これは危ないとなったときに、弟の発案でセカンド・オピニオンを聞きに行ったことがあるのだが、知る人ぞ知る(今はもう、知っていたと過去形なのであるが……)福島の医師の方がおっしゃるには、
「民間治療薬というのは、効くか効かないかわからないけれども、事実として効いた人もいる。お父様の場合は緊急だから、3種類の民間薬を同時に試して、効かなかったら1カ月でやめて次の3種類に変えてみてください。もしなんらかの好転があって数字に出て来たら、その3つのうち運良くどれかに効果があったことになるから、そのうちのひとつ――それは勘しかないんですが――を増量してみてください。抗がん剤治療が始まるそうですが、抗がん剤はこういう具合で、効かなくなって使えなくなる時が来ます(と、図に書いて丁寧な説明)。今はだから、民間薬つまりアガリクスだのフコイダンだのを組み合わせてやってみるしかない」
というものだった。
しかしそれを実行する直前、父の容態は悪化して虚しくなってしまったのだが。
僕の場合もガンと神経痛という、比べものにならないレベルの病気だけれど、やっていることは同じということになる。
そして人間、そうした時には藁にもすがる思いで、いろいろなことを試し、いろいろな病院、診療所、鍼灸院、整体などを転々として悪あがきをするものだ。
しかし、そうした努力は、時間さえかければ必ず酬われる時があると信じている。
(そうでなけりゃやっていけないが、これだけヤブ医者が多い現実を見ると、努力しないと治らないばかりか、症状が悪化する場合だってある)
有名な作家の夏木静子さんは、長年のひどい腰痛にかかって、とにかく何でもいいから治してくれと、名医がいると聞けば東から西まで飛行機に乗ってまで治療しにいったというが、もうダメかと思った時、偶然「心療内科」で診てもらったところ、ストレスのせいであることがわかって完治したそうだが(『椅子がこわい』文藝春秋)、これもさまざまな医者に出会ったことによって判明した事実であって、そうでなかったら効きもしない電気治療だの牽引だのをやられて、何年もおそらくは軽く十数年苦しんだことだろうと思う。
僕もまた、そのようにして、納得できる医者探し、整体師探し、漢方薬探しなどを続けるしかないのだ。
一生懸命それをやればやるほど、本業がおろそかになってしまうけれども、やらないで座視していては、本業は止まったままになってしまう……致し方ない行動なのであるが、一方でもう、
(疲れた……)
という感情が湧き始めてもいる。
本当に、闘病というのは、疲れるし、苦しい。
けれど、負けるわけには、まだいかない。
さて、着替えなくちゃ。
■5時半過ぎだったか、疲労困憊で帰宅。
今日はちょっとショックであり、
「うーん」
と考え込むことがあったのだが、それらについてはまた明日。
ちょっと書く気力が……
先生によれば、先週と同じく、風邪を引いた状態だというのだ。
あとは目の使いすぎだと。
とにかく、神経ブロック注射が効いたことは事実なのだが、本物の腰痛までは交感神経と関係ない以上注射のおかげではないはずで(リリカも同じような理屈)、となると、横浜の先生の施術が効いているということになるから、今日聞いたこと勧められたことは、ちょっと僕の理解の範囲を超えて
ドシェー!
ってな感じだったのだ。
それはともかく、今日はいまだに疼痛の発作出ず。
昨日をピークにその前の数日ちょっと苦しんでいたから中休みなのか、先生の施術が効いたのか、あるいはこれから本番を迎えるのか (-ω-;)。
とにかくもう、毎日どこかで治療を受けているみたいで、ほんとにほんとに疲れてきた。