✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■9/24(火) 断酒1057日目。 ①誰も行かない大磯散歩(1)

■午前4時。

起床したわけじゃない。ずっとまどろみながらテレビを見ていたのだ。

ようやく、4時近くになって、痛みがほぼ消えたのだ……。

今回は長丁場だった。

以前、奥医院に行く前の段階で、野村消化器内科でロキソニンやその後のロキソニンテープを処方されるまでの、あの地獄のようにうめき続けた時よりはずっとマシだが、それでもツライ。

痛みは人の心を折る。

 

そろそろ「リリカ」も効かなくなるだろうし、これから服用して、しばらくして胃から全身に薬効がめぐりはじめた頃を尾計らって、寝ようと思う。

ようやくだ……ようやく寝られる。

もうなんだか疲れてきた。あと1カ月づつ毛羽半年だ。

肝臓じゃなく、神経痛だか関節炎だか、痛みで闘病生活を送るなんて思っても見なかった。

なんだか爆発しそうだ。

今日は、適当な時間に起きたら、やはり散歩に行ってしまおうか。

多少寝不足だろうがなんだろうが、昼間何度も寝ているんだし、今さらどうということもないだろうし。

起きてからまた考えよう。

おやすみなさい。

 

■9時に起きて見てびっくり。陽が射している。

これが海の――syonanのラテンな天気ということか。

西の小田原で越さめが降ろうが、東の横浜で集中豪雨があろうが。それでも陽の射すsyonanであることを忘れていた。

いずれ完全な曇りとなろうとも、これはやはり出かけるか。

 

■10時半のバスに乗ってchigasakiへ。

chigasakiじゃないと売ってない物のためと、ひさしぶりにスタバのコーヒーを飲みたかったから。

tujidouにもスタバはあるんだけど、テラスモールの中にあるから、いっつもコーヒーを買うのに行列ができるし、店内もなんだかざわざわして落ち着かない。

それに比べると、chigasakiのスタバは、テラス席もあるし、ゆっくりできるのでお気に入り。

 

バスの中で建ち座りする際、昨日よりずうっと痛みが少ないなと感じていた。

階段を下る時にも、「痛い」とまでは行かなかったし。

ただし、なかなか曲がらないこと、膝が左右にずれるようになること(テニスとかで膝をやっちゃうと、そういうブレみたいなものが起こるらしいが、テニスはまったくの門外漢なのでよくわからない)は変わりない。

 

11時半頃店を出て、oisoへ。

kamakuraとどちらにしようか迷ったが、これだけ陽射しが強いと、kamakuraは暑いに違いないし、なにかとお金を使ってしまうので、改札をくぐるときにoisoに決めた。

しかし天気予報、いったいなんだってんだ。

終日曇天どころか、雲そのものが少ないじゃないか!

 

ったくもう、と思いながら、数年ぶりのoisoに降り立つ。

嗚呼、tujidouともchigasakiとも、もちろんhiratukaとも違って、なんと山の近いことよ。

しかもまっすぐ歩いて行けば相模の大海原に突き当たるのだ。

このoisoが「syonan発祥の地」であり、文人や政治家、大商人などが争うように別荘を建てた理由がよくわかる。

聖ステパノ学園公園を左に見ながら、坂を下っていった。