✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■8/20(火) 断酒1022日目 ①カルニチン効果と娘からの仕送り。

■結局昨日はやや夜更かしをしてしまったから、目が覚めたのに意識せずに二度寝。

起きたときは今日は暑いかもと思ったけど昼になるにつれて風が強くなり、涼しくなってきた。

明日から関東地方は少し不順な天気となるそうだが、暑いよりはいい。東京の最高気温を見ていても、暑さのピークは終わったのかな? という感じだし。

 

布団干し、掃除機かけなどもろもろこなしているうち、あっという間に昼食時間。

目玉焼き2個の白いたんぱく質部分を半分以下にして食べ、あとはアミノレバンとクスリ類。

まあ、味気ないけれども、ラクといえばラク。

 

■昨夜遅くなってしまったのは、カルニチンについていろいろ調べていたから。

だいぶサイトの数が多くなっているようで、ようやく日本でも研究者や医者に広まってきた気配。

とにかく体のかなり大もとに効果のあるクスリであることがわかって来ていて、しかも本来体内で作られるものだから、基本的に副作用がないそう。

脂肪酸を燃やすということでダイエットといういつもの「ダイエットと書けば売れる」という、商売人の浅知恵によって誤った常識が広まりつつあるけれども、加齢によってだんだんと少なくなっていくカルニチン(L-カルニチンのことで、間違ってもD-カルニチンを摂取してはならないそうだ)が引き起こす病気や老齢化など、ダイエットなんぞよりはるかに大事な役割を示すことが判明しているそうだ。

 

このカルニチンを作るためには、肉類を摂るのがもっとも良いそうだが、僕のような肝硬変など、低タンパクを指示されている人間にとって、肉ですべてのカルニチンの前駆物質を取り入れることは難しい。

肝臓病以外にも、腎臓病など、カルニチンの投与によって改善がはかれる病は多いようで、僕がいったん陥ってしまった肝性脳症にも効果があるらしい。

つまり、体内のアンモニア値を下げる効果があるのだ。

その他にも、抗がん作用、中性脂肪の低下、肝脂肪の蓄積の抑制、糖尿病患者の糖代謝の改善、慢性疲労症候群の疲労の軽減など、とにかく広範囲に効くというか、主治医の野村先生のおっしゃっていた

「ビタミンの親玉。これを飲んでいれば、オルニチンだのなんだの、高いサプリを飲む必要はないからね」

という言葉の内容が、だんだんと理解できるようになってきた。

 

つまり、「~に効果がある」というサプリメントは、カルニチンに比べてみると、末端で作用する家来に過ぎないということなのだ。

(しかしこの辺りは僕には異論もあって、たとえばアンモニアの分解機能を高めたいというときに、それに特化した目的で、しじみに多く含まれるオルニチンを飲むことは、当面の応急手当としての効果があるだろうということ。

例えばオルニチンというアミノ酸は、アルギニンという兄貴分から作られるのだけれども、アルギニンにはその他の作用すなわち使命もいっぱいあるから、弟分のオルニチンだけに目をかけているわけにはいかないということだ。

だから先日アメリカからの輸入品として購入したトリプルアミノという製品は、最初からアルギニンとオルニチンとリジンが入っていて、オルニチンはオルニチンとして効かせることで、アルギニンにはその他の作用を期待するということらしいのだ。

ちなみに、育毛効果があることで知られているリジンは、カルニチンの前駆物質としての作用もある。もちろんその他にも、脳卒中を抑制したり、ヘルペスを予防・改善したりなど、効果はたくさんある)

 

だから主治医の先生は、なにかというとカルニチン、カルニチンと呪文を唱えているのだけれども、実はそれだけの効果が期待できるということなのだ。

僕が足の浮腫で苦しんでいるのは、アルブミン値の低下によるものだけれども、このアルブミンというたんぱく質を増やす効果もあるというのだか、まさに万能薬であることは確からしい。

ただし、これは肝臓病と関係があるのかどうかわからないけれども、効果が出てくるのが遅い。

4月の頭に「カルニチン欠乏症」と診断されて服用を開始したのだが、もう4カ月近くなって、ようやく疲労が軽減したけれども、浮腫の改善までには至っていない。

肝臓病ではなく、親分格だから、他に利用されていることがたくさんあって、なかなか浮腫すなわちアルブミンの増加までには手が回らないのかも知れないが。

 

いや、それはわかったんだけど、痛いものは痛い。

今日も昼ごろ

(まずい……)

と予感を感じてイヴ類似薬を服用したんだけど、ちょっと遅かったらしく、まだ痛くて仕事にならない。

カルニチン、増量したいんだけれども、とにかく処方薬として出すのは薬価が飛び抜けて高く(1日3回3錠ずつで、月に1万円前後ではないか)、僕がビンボーなことを熟知している先生は、

「まあ、とりあえずこれでやっていこうよ」

と言ってくれるのだが、痛いものは痛い(-◇ー;)。

 

サプリのカルニチンの方がはるかに安く、しかも高含有。

またアメリカ製のクスリを買おうかと思っていたのだけれども、送料400円ちょっとを入れて4000円ぐらい。ただし高含有で2カ月分なのだ……

それを言ったら、なんと娘が5000円を送ってくれることになった。

いま、パン屋でアルバイトをしているのだが、そのバイト料が25日に出るのだという。

もちろん9月5日の次の支給日で返済するのではあるが、昨夜電話しているとき、ちょっと嗚咽を漏らしそうになって弱った。

喉に痰がからむみたいで、ちょっとおかしいんだとごまかしてはおいたけど。