■7/23(火) ②主治医の説明に半ば納得、半ば?
■待合室で2時間半近く、うつらうつらしながら診療を待つ。
で、僕が調べたことはことごとく否定される。
まず
「これはアンモニアのせいじゃないね」
と、腫れの原因は別にあるというところで腰砕け。
「じゃあ何が原因か探らなきゃいけないわけだが……」
と言いながら、先生は、まずはアルブミンが低くなってしまったから、そのせいでむくみが現れることは確実。
そして生活習慣や食生活をきちんとしなければならない。
たんぱく質はいちおう100g目安でかまわない。数値から見て、君の肝臓はその程度だったらちゃんと分解してアンモニアを処理してくれているはずだ。
それに今の君のしゃべり方、記憶力、論理性から言って、脳症なんかじゃないよ。その段階はもう脱してる。脳症の「の」の字もないよと。
あとは、動きすぎて疲れたとか、水分の摂りすぎということも考えられるから、疲れを感じたらすぐ横になりなさいと。
その他にも糖の分解とかいろいろ言っていたような気がするが、緊張していて忘れた…… (-ω-;)。
ビオチンは学会で話も出たことはないよ。植物レベルの話だな。皮膚科では出すようだけど、アンモニア対策としては有効じゃな(ここで阪大の医者とは意見がずれる。東西で学問体系が違う可能性はあるが、この点は土曜日のセカンド・オピニオンの時に聞いてみよう)。
ラクツロースの浣腸はあまり意味がない(これはなんだか初耳だったんじゃないかという印象があった)。
カルニチンは体内に蓄積した有害物質と結合して尿中に出してくれるから、これを続ければいいし、3カ月やそこらじゃ君、肝硬変の治療は長いんだから……と一笑にふされてしまった。
■というようにことごとくつぶされてしまったが、下の2つ以外はなんとなく納得できるものが多かった。
しかし先生、もう次の患者を呼ぼうとしていて、僕がいろいろ言うもんだから、ちょっと機嫌が悪くなったような感じがあって、
「じゃあよろしく」
と、いつものセリフで診察室を追い出されてしまった。
うーん。
杞憂が大半??