✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■7/10(水) 断酒983日目 訃報に接す。

■4時過ぎに起きだし、またトイレで孤軍奮闘。

この前と同じように6時過ぎに敵に打撃を与え、もう眠くてダメと思った7時半に第2撃を与えられたので、アンモニアはだいぶ減ってくれるだろう。う

 

■娘から8時前にメールが入っていたのに気がつかなかった。

元妻のお母さんが亡くなったらしい。

医者も見放していたから、いったんは入院したものの、当人の希望をあって自宅に戻ったということだったが、息を引き取る際も自宅だったのかあるいはその時だけ病院だったのかは不明。

 

その自宅とは、我々家族が2階に、元妻の父母が1階に住むという2世帯住宅だった。

息子が小学校入学の直前から住み始めたのだから、今年でもう17年、僕が家を出てからだと6年間を過ごした家。

いろんなことを思い出した。

ケンカの絶えぬ家であったし、元妻の言動がますますヒステリックでおかしくなっていったから、更年期だろうと思うようにしていたが、実は息子がまだ2歳とかの時から異常性が垣間見えていたのだった。

(しかし僕が会社に勤めていたのが17年間だったし、17という数字にはなにか因縁があるのかも知れない……)

 

人間夏になると脳が沸騰してぼんやりとするせいか、過去がとても身近なものに感じられる。

4人で出かけた夏休みのことなど、楽しい思い出はたくさんあった。

しかしあの妻でなかったらという思いは今でも捨てられない。

向こうからすれば、すべての責任は僕にあるのだろうが(白髪がめだち始めたのも、僕が苦労をかけているからだとか、血圧の上が230だったかを越した時、良く生きていられましたと医者に言われたのよッ。こんな体にしたのはぜんぶあんたのせいよッ。とわめいていたが、すぐに精密検査をしたところ、血液検査を出す会社の数値が間違っていたことが判明。だが元妻は謝りもしなかった等々)、僕にしてみれば、

「結婚した相手がお前じゃなかったら、オレはまだマシな人生を送っていたはずだ」

と声を大にして言いたいところだ。

 

まあ、それも終わった。

息子は大学時代から東京の友人宅に転がり込んでいて、事実上家を出た形だったから、今住んでいるのは元妻とその父と、娘ということになるが、娘はまあなんというか脳天気であっけらかんとした性格で(僕の2倍は脳天気。僕が肝性脳症だったら、娘には先天性脳症という病名をつけてやりたいぐらい)メールを読んでもシレッと、

「これからお葬式!」

と書いてあったから (-ω-;)、心配はいらないと思われる。

かえって、

「お葬式が終わったらお母さんががっくり来ないか心配だからさ、あたしがそばにいてやんないと」

と、どっちが大人だかわからないことを言ってたし。

 

それにしても、なんだかまたひとつ、僕自身の人生の歴史も消えたような気がする。