✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■5/31(金) ③

■食事を終え、さらにぐだぐだして3時間。ビデオを見ながらずっと横になっていたら、ようやくエネルギーが全身に均等に回り始めたみたいで、やはり肝機能が食事から栄養を吸収するのが遅いように思われる。

娘からの電話を待って、寝たら、もう明日から6月。

このままだと今年前半の収入は70万円ぐらいだったろうから、生活保護を受けなければ、とても光熱費や家賃は捻出できない。

まったくこの年になってなにをやってるんだと、自分が嫌になる。

 

■ああ……そうだ。

いま、ようやく昨夜のことを思い出した。

結局のめり込んでビデオを観ている最中、もう1時だったか? 急に運動がしたくなり、本当に久しぶりに、腹筋、背筋、腕立て、スクワットまでやってしまったことを。

脳にエネルギーがまわっていないのに、体の方が先に元気になったのか、あるいは脳にエネルギーがまわりにくいこともあって、肉体が先にエネルギーを消費してしまうのか、ともかくなぜ今日はこんなにだるいのか考えているうちに、突然そのことが思い出された。

やはり脳の回復より、肉体の回復の方が早いのだろう。

 

脳の唯一のエネルギー減はブドウ糖のみだそうだけれどもそればかりを鵜呑みにして、いつ糖尿病になってもおかしくないような太った小説家が、朝起きたとたんに、チョコレートだのブドウ糖だのを舐めているのはめずらしくないけれども、なにごとも鵜呑みにしては危険だと思っている僕としては、

「やめた方がいいですよ」

と言ってやりたいのだが、そこまでは親しくない、どころかブログで僕の名前を挙げ連ねてしつこく何日も罵倒し続けた小説家なので、正直には言いにくいし、どうでもいいやという気持ちもあることを否定はしない。

 

朝、ぇだ空腹の時にそんなに糖分を入れたらいきなりガッツーンと音を立ててもおかしくないぐらい血糖値が上がって、乱高下してしまうことは目に見えている。

たとえ糖尿病にならなくとも、血管はぼろぼろになっていることは間違いないから、心筋梗塞などの重大な疾患をわずらう可能性は大だと思う。

 

「とりわけチョコレートだけはやめた方がいいですよー」

とさりげなく注意を喚起してやりたいのだが……余計なお世話かもな。

 

■娘と話をした、と言えばしたんだけど、眠くてだるくてという感じで、なんだかこっちに来て勉強したいというつい5日前のメールとはかけ離れて情熱がなくなっていた。

上の息子の時と同じ轍は踏まないと決心していたのに、それでもうまく行くもんじゃないんだなあ。

この次ふたりに会えるとしたら、僕がスイスの自殺ツアーに参加する前になにも言わずに食事だけして心の中でバイバイを告げるか、あるいはスイスまで行こうと思ってたのに病で倒れて救急車で運ばれて、その病院でもはや自力じゃ動けなくなってて、見舞いに来た子どもたちになにかいろんなことを伝えたいのに、

「だいじょうぶ? がんばってよ」

と言われて、それに逆らう元気すらなく、

「ああ、だいじょうぶ。がんばるよ。ありがとう」

と答えて山を迎えるという、親たちがやって来たのと同じような再開しかできないのかも知れないな。

さて、もう1日になっちゃった。寝なくては……