✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■2/15日(金) 明日があるさ。

どうも連絡が遅いと思ったら、疲れとショックで帰宅直後に寝てしまったらしい。

我が輩もつられて12時ぎりぎりまで起きててしまった。

 

最初の発表、娘からダメだったとの報告がようやく来た。

ああ……たぶん見直しもきちんとやってないから、ダメだろうなと思ってたら案の定だった。

当人も、

「どこかに合格したらどうしよう。浪人か現役か」

などと甘ちゃんなことを考えていたらしいが、ここがダメだとなると、明日の発表の大学は偏差値がわずかに低いけれども、ちょっと望み薄だろうな。

 

今日受けた学校は日本でも難関校のひとつだし明日もかなり難しい。

少し残念だったが、当人が推薦で入る友だちの大学の偏差値のことばかり気にして、おかしな先入観にとらわれていたことが最大の敗因だろう。

男子なら、まだこの日本社会では男尊女卑だからして仕方のない一面もあるけれども、女子の場合は、

「大学や偏差値なんて関係ないんだよ。幸か不幸か。会社に入ったら少なくとも民間では出身大学なんて同僚から聞かれもしないんだから。それよりやりたい勉強(受験までは勉め強いるでいいけれど、大学に入ったらそれとは区別して、学問と呼びたい)を選んだり、どうしても授業を受けてみたい教授のいる大学とか、逆から考えた方がいいよ」

と口を酸っぱくして言っていたんだけぎと。

まあ、今年は僕の予期したとおり、滑り止めさえ合格せずに全滅だろう。

 

1日13時間勉強したとか(東大の現役生は1日4時間かせいぜい5時間しか勉強していないという)、

今年はこっに遊びに行けないとか、夏休み返上で勉強するとか(夏の真っ盛りなんて、疲れもたまってるし、息抜きで2泊でも3泊でもこっちに遊びにおいでよと言ったのだが)、

とにかく親の言うことを聞かなかった。

勉強の中身はもうわからないし教えない方がいいだろうけど、人間の根本なんてそんなに変わらないんだから、浪人のときはちょっとアドバイスを実行させようと思う。

当人も、

「今年はお父さんと旅行したり、テラスモール湘南で買い物したり、過去問を春休みに解くんではなく傾向を見るようにするし、メリハリをつけてうまくやっていく」

と言い出しているから、ようやく微熱状態から覚めたのだろうと思う。

 

しかしお金もないし、せいぜい予備校の授業を英語なら英語ひとつしか習いに行かせられないのだが、塾なんて行かなくても大学に合格する人間はごまんと存在するのだから、たまに面白い――例えば歌舞伎であるとか、美術館の企画展とか、いろんな体験をさせてやり、夏休みなど勉強道具を持ってこっちで勉強させるとか(僕は山の中の禅寺に泊って勉強していたが、娘も海で遊びながら勉強する方がいいと思っている)、そういう協力をしてやりたいなと思う。

 

それにしても、妙に楽観的で、その分どこか大穴が開いていて、という性格は僕そっくりだ。息子の方は元妻そっくりだけれども、どっちも困ったもんだ(-◇ー;)。

 

金があればな。マイレージでも使って、気晴らしに台湾とかバリ島あたりに旅行に行って、浪人の本格的スタートの前に、日本以外の国を見せてやりたいな。

ムリかな。娘用の布団を買ったらオシマイかな。

 

さて寝よう。

ひたすら前進と休息あるのみ。