✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

断酒822日目(130131)

断酒822日目。

ほぼ無風の晴れ。昨日に比べると気温は下がって、朝型寒かったが、確実に春の予感。

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いよいよ1月も最後。

昨夜娘からメールがあり、

なんかホテルつきで韓国に三泊四日で行けるみたいだったんだけど、一人あたしより貧乏な子がいてたぶん他のとこ日帰りとかで行くかも」

と、卒業旅行の心配。

これを読んでまず、

 

1)この文章でよく国語の偏差値が上がったもんだ。

と感じ、だがまあこれは僕のブログも同じことかと思いなおしたが、

 

2)まだこれからが受験の本番だろ。

と、すでにすべて終わった気分に陥っているような気がして、

(をい……)

と感じる。

というのも先日のメールでは、

「今ふと思ったんだけどさー。なんか幸せ」

というノーテンキな文面も見ているから。

“落ちたら浪人だからいいや”

という油断が見え隠れして。

 

3)その自分より貧乏な子というのは、あの子か。

と、すぐに思い当たった。

同じ離婚組で、しかも我が家と違って一軒家から狭い団地に引越したはいいものの、お母さんがその後再婚、その新しいお父さんとの間に年の離れた妹ができたんだけど、経済的にはかえって苦しくなったし、団地で自分の居場所がないと言っていたという子。

なんとかその子も韓国行けないかなと、ノーテンキなわが子より、そちらに思いが走る。

 

確かに韓国は安いから、春休みの後半どのような値段になるかわからないけど、2~3万円で2泊3日ぐらい行けるはず。

みんなでカンパし合って出世払いで出して上げられないかと思ったり、いや、それじゃ当人のプライドが傷ついて行ったって楽しくないだろうと考えたり、いやいや、高校卒業旅行なんて一生に一回、しかも同じバンド仲間として3年間やって来たんだから、その子もそんなに傷つくってことはないんじゃないか、だったらそのカンパのお金、こっそり僕が出してやろうかなどと考え、娘にその思いをそのまま伝えるメールを返す。

 

だがあさってが試験本番であり、明日の前日には都内のホテルに泊るという時期なんだから、なんだかよけいな反応をしてしまったんじゃないかと少しく後悔の念もよぎる。

 

いずれにせよ、すべてはもう春ということの証明なんだろう。