✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ 11/2(金) ノルマを終えて頭クラクラ。

17時半だったかひさびさに最低ノルマを達成。

20分ほど横になると脳疲労がやや復活。すると肉体は疲れていないからすぐに動けるようになる。

脳と肉体とは、身体を構成するまったく別の要素だと、最近とみに自覚できるようになった。

 

ニラを切り、もやしを洗うなどして、料理の下準備を終了させたのち、今日から始めたバランスボールを1項目のみ。

バランスボールは以前やっていたのだが、その時使っていた教本が『バランスボールでお腹を凹ませる』という腹筋中心の本だったので(福井千里さんのピラティスも腹筋中心だったので、いずれ教本を下記のものに変える予定)、今回アマゾンでかなり安い値段のついた『バランスボールエクササイズ』(中野ジェームズ修一/成美堂出版)が届くのを待っていたのだ。

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この中野ジェームズ修一氏も定評のあるインストラクターで、とくにこの本は古本の値段がなかなか下がらなかったから、ずいぶん長いこと我慢した。

これをなるべく毎夕ちょっぴりずつ、そして福井ピラティスの腹筋バージョンをもういちど総復習してから、同じく福井千里さんの『ベストピラティス』(新星出版社)に移行する予定(これは数年前に買っておいた)。

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これも毎日少しずつ。あるいはバランスボールと1日交代とか、とにかくコア・コンディショニング(コア・トレ)を軸に時間配分をしてやっていくつもりでいる。

自分でもよくやるよと思うけれども、少しでも健康でいたいし、真夏や真冬に有酸素運動はツライので、その代わりという意味合いもある。

ま、遅れてきた健康オタクということでせう。

 

■ 以前、アーティストのGOMAさんが追突事故にあって以来記憶が飛んだり、新しいことを覚えにくくなってしまったため、毎朝2時間のヨガ、週に2日間のランを採り入れるようにしたら、記憶がつながっていったということを書いたけれども、僕の場合はスロージョギングを始めて間もなく膝痛で起き上がるのもツラクなり、今回ヨガも気持ちが良くなくて「やりたい」という気持ちが起こらなくなってからコア・トレーニング(コア・コンディショニング)をメインに変えると書いたから、GOMAさんの生活に似てきたなあと思っていた矢先、違う方向へと移行せざるをえなくなってしまった。

 

しかしヨガを完全に捨てたわけではなく、コアトレに王座を明け渡しただけで(^_^;)、続けようという意志は保っている。

今日届いた2冊目は『体が硬い人のためのヨガ Basic Lesson』というPHP研究所が出した名著で、その売れ行きがかなりよかったので先日DVD付の第2弾が出たのだが、その記念すべき第1弾となった本(発売1ヶ月後に表紙だけ変えたようだ)。

f:id:blueseashell:20121102212425j:plain(僕が買った方)

f:id:blueseashell:20121102213018j:plain(表紙は違うが、たぶん中身は一緒。調べてないけど)

 

著者の水野健二さんは京都に生まれ、立命館大学理工学部を卒業後、製薬会社に勤務していたという変わり種で、この本での現在は、札幌で水野ヨガ学院を開いているという(沖ヨガの世界的権威である沖正弘氏に師事後独立)。

これもなかなか中古の値段が下がらなかったから、少しオトクだと思った瞬間に買いに走った本。

今日仕事を終えてから読み始めたばかりだからまだまったくわからないけれども、

「私のヨガ指導歴は30年以上になりますが、そんな私の体も、ほとんど変らず硬いままです」

という水野氏の序文が、ヨガをあきらめようとした人たちを大勢救い出すきっかけとなったらしい。

「もともと体が柔らかい人は簡単にポーズを作れてしまうので、淡々と練習メニューをこなしています。「どうしてこんな簡単なことができないの?」とか「時間の無駄!」とさえ言い放って、ヨガの本当の面白さである、心と体のつながりに触れる前にヨガから離れる人がいます。もったいないことだと思います」

と思っているのだそう。

僕も含め、ヨガに興味を示す人の多くが、心と体のつながり、すなわち瞑想に入るためにヨガを選んでみたはずだ。

ところが体が硬すぎて、瞑想どころか骨折一歩手前みたいな状態になってしまう(笑いごとじゃなくて……(-◇ー;)。これじゃ長続きするわけがない。

 

水野氏は返す刀で指導者の側に対しても、

「体の柔らかさを生かして(ゲンブンママ)ヨガ指導を始める人は多くいますが、そういう人は、私のまわりではいつの間にかヨガの世界から去っていきました。柔らかい人はポーズを見せることは得意であっても、硬い体を柔らかくする指導ができない場合が多いのです。それはおそらく、硬い人の心や体のことが実感としてよくわからないし、またそれほど興味がないからなのでしょう」

と苦言を呈した上で、

「もともと体の硬い私はというと「自分は硬い体でよかった」と考えています。(中略)ですから負け惜しみではなく、硬い体はヨガ的に恵まれた体だと考えています」

と書いておられる。

ここまではっきりと体の硬さ、柔らかさについて明言した人は、僕が読んだヨガ本の中では初めての先生だった。

 

まさに、「名プレイヤー、必ずしも名監督ならず」の世界だなあと思う。

さらには「病気のひとつもしたことのない人は、いつもなにかの病気に悩まされている人間の心を理解出来ない」ということにもつながるだろうと思う。

 

「順風満帆、必ずしも人生の名船頭とは限らず」(我が輩作)

なんだかそんなところまで考えてしまって、ヨガからしばらく距離を置こうと表現した次第なのである。

ヨガは当面、この本の読むことに費やすことになりそうだ。

しかしそれにしても我が輩の作った標語、ヘタだなや…… (-ω-;)