✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■ 7/29(日) ④なんだかすべてが縮んでるような気がするぞニッポン、チャチャチャ

今日観たのは『タンタンの冒険』。

って、こりゃスペルから言っても(TINTIN)、映画の中のセリフの発音からしても、

「ティンティン」

でしょ……誰に聞いたって明らかに。

それなのになぜわざわざ「タンタン」にしたのか。

それは幼稚園児や小学生が大好きな下ネタであるところの「チ……」(以下自粛)。

 

そんなことはどうでもいいけど、ディズニーを含めてあまりアニメは観ないんだけれども、なんだか一時は世界一だと思ってた日本のアニメ、なんだかどんどん子どもっぽくオタクっぽくなってきて(いや、オタクだからどうのこうのというつもりは毛頭無いし、それはそれで日本が行き着いた文化のひとつだと思うけれども)、携帯とかその他科学技術全般を含めて、「ガラパゴス化」してるんじゃないかと思い始めている。

 

むかしは

「アメリカ人は手先が不器用だから、漫画もひどいもんだ」

となかば軽蔑していた部分があったのに(僕の父もそう口にしていたっけ)、いつの間にか逆転され、世界の潮流から取り残されてしまったような気がしてしまう。

 

ヒーローものにしても、アメリカン・コミックスは取るに足らないという姿勢が、漫画誌の先輩たちに共通の認識があったにもかかわらず、片や圧倒的にリアルに、片やいまだに着ぐるみの世界みたいな感じで、どっちがいいということではなくとも、なんだか日本は文化まで縮小しているような気がしてならなかった。この「チンチ……」じゃなかった「タンタンの冒険」を観ていたら……

 

このつまま日本のガラパゴス化が進んだとしても、それで多数の日本人が支持する限りはまだこのまま生き延びるだろうけれども、つい1~2年前、アメリカで日本のコミックスを売っている会社の社長が、

「もはや日本のマンガの全盛期は過ぎたと思います。自失、売り上げも下降線をたどっています。わたしもこの商売をやめようかとさえ考え始めています」

と言っていた通りのことが起こり始めているような気がして、日本の文化や技術が世界水準にはなりきれずに終わるのではないかとされ感じている。

 

「ニッポンよ。これが映画だ」

って、日本の配給会社の人も、そう感じてるからあんな挑発的な文句を載せたような気がするなあ……

 

※だんだん著作権が心配になってきた……やめた方がいっかな……

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