✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

復活中・・・・・・

肝硬変を患い、10年という長き闘いが一応の終息を見たかと思いきや、2年半前、ごく軽くて済んだけれども脳梗塞の発作を味わい、さらにはこれまで何度も経験している高アンモニア血症で肝性脳症を起こし夜中に部屋の中でぶっ倒れるなど(2週間前に床に積んであった重たい雑誌に倒れて打ったあばら骨がまだ痛い)、さて捲土重来と思った矢先に、

「我が存在を忘れるな」

とばかりに病気が顔を出すのだけれども、それでも机にしがみついていたら、ようやく、本当にようやく筆がうまく着地し、文章が進み始めて、現在は同時に2つのまったく違うジャンルが同時並行で進んでいる。

寿命で死ぬまであと10年というときに、よくぞ復活してくれた。

やはり守護霊というのはいるんじゃないかと思うし、来週は相模国の一ノ宮である寒川神社に詣で、昇殿してお祓いをしてもらおうと考えている。

 

振り返ってみればこんなにくだらない人生をとつい気分がふさぎがちになるけれども、人間は馬鹿だから、その時その時の感情がもっとも強く感じられるわけで、だから最期に笑って死ねればそれで良しと思って土塊に返るまで背筋を伸ばすのだ。

 

それをしなければ、最後の最後まで、

(ああ、あの時こうしなければ)

或いは、

(あの時こうしていれば)

と後悔の渦に巻かれて死ぬことになる。

笑って死ぬには、前だけ見て、よろよろとでもいいから足を運び続けること。

それしかないのだ。