✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■桜は今日が満開だ。

湘南や鎌倉の辺りは、なぜか桜が満開となる季節が遅くて、今満開という木がいっぱいある。

家賃を払いに銀行まで行くとき、小さな花見をして帰ってきた。

帰ってきたら、佐川急便がすぐさまやってきて、代引きで頼んでおいたASICSのスニーカーを持ってきてくれた。

あざやかな緑色で、こんな派手な靴は初めて買った。

もう世間的には中高年の高年の方に近くなったというのに、若者もびっくりの服や靴を身につけ始めている。

室内でさっそく足を入れて見ると、なんだか部屋の中が春になったような気がした。

これでどこを歩こうかな。

鎌倉は先日久方ぶりに歩いたけれども、桜は満開とは言えなかった。

花時の無情な雨が、強風とともに東京の桜を散らせに通りすぎたとき、湘南や鎌倉のさくらは、じっと咲く機会を待っていたのかも知れない。

東京の桜が見るも無惨に散ってしまったというのに、今日はもういちど、近所をこの新品の靴で歩いて、花を愛でようと思う。