✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■頭の中は創作でいっぱい。

以前のように毎日ブログを、それも大量に書く気が起こらない。

考えていることいえば、ひたすら作品のこと。そしてそろそろ見えて来た自分の最期のこと。後に残る子供たちのこと。

もうそれでいっぱいなんだろう。

気力と体力の歯車がようやくかみ合って来たと思ったら、なんだか頭の中を占めていた雑念のようなものが溶けて消えていくような感覚におそわれた。

と、同時に、ブログを書こうという気持ちが起こらなくなった。

起こらないから、「何を書こう」と考えない。

「何を書こう」と考える脳細胞に、ブログが入り込む隙間はないみたいだ。

いいこと、だと思う。

何か大事なことを人に知らせたいという気持ちのある人。

自分が集めてきた物(文字通り物質から、写真・動画の類まですべて含まれる)、資料(史料)、理論、情報など、伝えるべき、そして後生に残しておきたい何かを持っている人以外の、書いても書かなくても大した影響のない事柄は、自然消滅するし、脳内からも消え去る運命にあるんだと思う。

(その日記自体が貴重な資料となる場合は別だけれども。代表的なのは戦時日記で、この類は誰もが書いて残しておくべきだろう。今で言えば東北の大震災であるとか、原発で過酷な人生を送らざるをえない状態となっている人とか、その人、その場所でしか知り得ないことは、なんとかして残しておいて欲しいものだ……)

 

結局僕の書いていたブログなど、ただのなぐさみに過ぎなかったんだなあと、最初からわかっていたはずの事実を再確認している今日このごろ。

だから時時、書いても書かなくてもおんなじ、みたいな日記を書いていけばいいやと思っている。

(こうしている時間すら、早く作品のことに戻りたい……)