■10/22(火) 断酒1085日目 ◯麻酔注射が効いてきた?
■8時過ぎ起床。
昨夜はついに発作が……と思ったら、一定以上は痛くならずに、そのまま消失してしまった。
布団に横になって、膝のサポーターをはずそうと足を見てみると、むこうずねがぱんぱんに腫れている。
両足の太腿も痛かったから、見た目ではわからないけれども、たぶん腫れているんだと思う。
足の甲もぷっくりと、象の足へ一直線という感じ。
これはまずいなと思いつつ、歯磨きをしながら、布団と毛布にぬくぬくと潜ってテレビを見ていた(ものぐさ太郎状態)。
さてそろそろ寝るかと布団から出てみると、あれ?
むこうずねの浮腫もほとんど消えているし、足の甲も元通り腫れの引いた状態に。
憶測だが、夜足が冷えて寒いなと思っていたのだが、やはりこれが悪さをしていたからではないか。
それが布団に潜っているうちに温まって血流が良くなり、浮腫がとれ、興奮した神経も落ち着いたのだろう、痛みも引っ込んでしまった。
もちろん2時間ほど前に服用した「リリカ」の効果もあるのだろうが、「リリカ」で腫れが引くということはこれまでなかったのだ。
きっと「リリカ」と、麻酔注射による交感神経の沈静化と、温めたことによる血流の改善すべてがいい方向にかみ合ってくれたのではないだろうか。
■9時過ぎ、アミノレバンだけ飲んで固形物は摂らず、診療所へ。
先生に病状を報告して4回目の麻酔注射。
これでまた痛みの発作がますます落ち着き、効果が長引いてくれるといいのだが。
ついでに、膝の関節痛について相談し、場合によってはヒアルロン酸の注射をして欲しいというと、ともかくレントゲンを撮ってみましょうということになる。
結果、異常なし。
加齢による軟骨の減少はあるだろうが、押しつぶれたようにはなっていないし、骨の端っこが尖る状態も、若干認められるものの大したことはないと。
よって、
「変形性関節症ではない」
との診断が下り、その場合、ヒアルロン酸の注射は無意味であるということに。
ではなにかというと、一般の関節炎としか言いようがなく、症状から考えると、膝の裏に炎症が起こっているようなので、痛みがひどい場合には湿布をするのと、リハビリに通ってもらって、電気治療をしてくださいということに。
今日も15分の電気治療をして帰るが、またもや麻酔で足がふらふら。
この前の失禁事件の時のように、腰だけガツンと感覚がなくなるのではなく、ぼんやりと足全体。
なんだか脳にも効いてるみたいで、足もふらふら、頭はぼうっと……
完全な薬中(-◇ー;)。
西友でいい気持ちで牛乳とししゃもを買い、海浜公園のベンチに座って、原稿の続きの細部を書き留めて帰宅。
いまだに腰がジィンとして、しかし少し麻酔が切れてきたのか、注射をした患部の周辺だけが重苦しい痛み。
なんだかショック状態が続いているので、これから非常食である中村屋のカリーで昼食を摂りつつ休憩することに。
またもや仕事になんねー。
■たぶんうっかりAdobeの更新の際に、チェックをはずさなかったため、広告インストーラーのようなものまでインストールしてしまい、Google Chromeの新しいタブを開くたびにMcAfeeの名を借りた脅迫文句が出て来てしまって、これを消すのに四苦八苦。
やれ、残メモリが危機的状況ですだの、パフォーマンスが低下して云々だの、とにかくうるさくて仕方がない。
この方面にはまったく詳しくないから、最初はアンチウイルスソフトであるMcAfee自体がこんなひどい広告を打っているのかと思っていたら、そうではないということに気がつき(アンインストールしようにも、McAfeeのファイルが存在しないので、アンインストールできないのだ)、ようやくそうした悪質なプログラムを削除するのに最も信用できると思われる「Malwarebytes Anti-Malware Free」という駆除ツールを使って、ようやく広告(脅迫)が表示されないようになった。
(説明はここに。http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/6130/notes/malwarebytes-anti-malware.htm
加えて、ここの親ディレクトリは、http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/6130/notes/
Adobe Flash Playerやら、Adobe Readerやら、僕のようなシロウトでも耳にしたことがあって、なおかつ面倒だからと最新版にバージョンアップしていないとどんなことが起きるかなど、事細かに書いてくれてます(((゚Д゚)))ガタガタ
僕も先ほど最新版にしたところ)
今日は麻酔ショックでどうにも体調が悪いから、こうした手間がかかる割に本業にはまったく資するところのない作業をするにはちょうどいい日(といつもの前向き思考(^◇^;)。
■ようやくほぼ復活……。
めんどうなので、今日もまたシウマイ。
ウー・ウェンさんのレシピで作った豚ひき肉のシウマイだけど、前回の蒸し鶏に続いて、
うーん……
な味。
まずくはない。でもどこか味がぼやけてるというか、まずくはないけど美味しくも無いという感じ。
たぶん今回は、玉ねぎのみじん切り、卵白1個分、片栗粉、パン粉という“つなぎ”の分量が多すぎるのでは……
コクというものがまったく感じられないのだ。
八角だかなんだか、あの独特のツンとする食感のある「﨑陽軒のシウマイ」の方が、まだリピート性があるように思える。
うーん……ウー・ウェンさんって、名前先行???
まあ、スーパーで売ってるものよりは美味しいけど、地下街で売ってるような気の利いたお総菜の方が美味しいと思う。安上がりだけど。
■面白くないと言った『予期せぬ結末』(1)ジョン・コリアだけれども、描写的には(2)のチャールズ・ボーモントよりも上かも知れない。
というのは、チャールズ・ボーモントの作品の方がずっと奇想天外なのだが、これは本当に“読み捨て”でもかまわないという感じなのに対して、ジョン・コリアの方は、文章の書き方、場景描写の巧みさから、“勉強”になるのである。
この辺りが、娯楽と勉強、娯楽と資料(史料)といった問題に常に突き当たってしまって、自ずと読書スピードがガクンと落ちる結果を招くのだが、この分け方・対処法というのが、僕にはいまだに良くわかっていない。
どんどん読み飛ばせる作品もあれば、フレーズのひとつひとつに「おっ」と引っかかってしまった停止してしまう作品もあるのだ。
極端な場合は、ノートにメモを取りながら読む場合すら。
この点について教えてくれた先輩作家はいないし、そのような読書法について書かれた本は見たことがないけれども、これは存外と難しい問題である。
「そんなもの、学校の勉強と同じで、勉強のための本はじっぐたと読んで、関係のない本は、興味にまかせて読み進めばいいじゃないか」
というのはごもっともな意見なのであるが、ここが職業病というか、
「あらゆる文章が文筆の勉強」
となってしまうのが常である。
野坂先生などは、
「キミ、1日最低3冊は読みなさい」
と僕にしてみればとんでもないことをおっしゃっていたけれども、確かにそういうことができる作家さんはいるのだと思うし、それこそが一流作家の条件とさえ言えるのではないかと思う。
(この話をすると、同時に思い起こしてしまうのは、故田中角栄首相が、1日に何センチ読むと決めて、それを着実に実行していたという話である。国政のトップに立つ人間が、寝床でごろごろしながら毎日何センチもの本を読んでいたというのだから恐ろしい)
先輩作家のMさんは、
「週に土日なら土日を別の仕事の日と定めて、まったく別種の原稿を書くといいですよ」
と教えてくださったが、読書もそうしたやり方がいいのかも知れない。
すなわち、土日なら土日と自分で決めて、その日は本業とは一切関係のない小説なり図鑑なりを読むというやり方である。
と、ここまで書いて来たことを何度か実行してみたのだが、その境界線上にある本はどうしたらいいのかとなると、またそこで迷ってしまう……資料ではあっても、同時に純粋に読みたい本であると言うことも多々あるのだ……
などと考えているうちに、結局ぐしゃぐしゃになってしまって、1日数ページしか読書が進まない。
だから書斎の本棚から遠ざかり、公園や、金のある時にはCaféなんぞに出かけてゆき、カバンに入れた本を読んだりするのだが、最近では週に1回でもバスでこのエリアでは最も充実したchigasaki図書館に通おうかと本気で思っている。