■10/6(日) ②家事は進むよどこまでも。
■「リリカ」をいっぺんに2錠服用したけれども、なんだか眠いかなと感じはしたが、これはただの睡眠不足じゃないだろうかと素人判断。
とりわけ強い傾眠とかめまいもないから、ともかく大丈夫そう。
痛みもだいぶ和らいできたから、25㎎1錠では、神経の高ぶりを抑えきれないのだろう。
痛みがないとなると、すぐに溜まってしまっている家事が気になる。
さきほど「クリスタル・ガイザー」(シャスタ産)が届いたのだが(48本入りで、およそ一ヶ月半でなくなる。とにかく古い団地だから、水道管を洗い流す作業が時おりあるだけで、これを生水として飲むのはどうも不安)、それを天板に塩化ビニール(?)がこびりついてしまったガスストーブの上に積もうとしたとき、もういちどよく調べてみようと、ガスストーブをリビングに出してよくよく見たところ、
(なんだ……天板はずれるじゃないか)
天板の周囲のビスを3つ外してみると、あれま、簡単に取り外すことが出来てしまった。
(これは……ガスファンヒーター買わずに済むかも……買えないけど (-ω-;)
この冬エアコンだけしか暖房器具がないという現実から逃れられるかも知れない。
そこで、特殊なペンキを厚く塗りのばすためのコテを出して来て(なんでそんなもの持ってる)、さらに細かいところを削るためにタガネも出して来て(なんでそんなもの持ってる!)、天板と折りたたみ式のスツールをベランダに出し、コテを使って、天板一面に焼きついてしまった塩化ビニールの小さな塊をこそげ落として行った。
すると、天板に塗られた白い塗料も削れてしまうだろうなと覚悟をしていたのに、さすがは日本製、きちんと吹き付けられた塗料は、コテでガシガシやってもビクともしなかった。
夢中になって落とし続けると、とりあえず固まったビニールの塊だけはぜんぶ落とすことができた。
たぶんこれで有害ガスはほとんど出ないと思うのだが、冬までにさらに焦げ目のようになった部分を少しずつ削ってキレイにしていこうと思う。
(事情を知らない方に申し上げておくと、買ってまだ2年のガスストーブの上に、「Loft」の黄色いビニール袋をちょっと置いて本棚の引き出しにノート類をしまっていたら、そのビニール袋のことをすっかり失念して、そのままストーブを点火してしまったのだ。
だいぶ時間がたってから、部屋に充満したひどい臭いと煙に驚いてうろうろしていると、ガスストーブの天板に溶けてどろどろになった「Loft」の袋が、一面に貼り付いていたのだった……
それ以降、大きな塊だけ排除して点火してみたのだが、しばらくすると有毒ガスの臭いがしてきて、もうこれは健康に悪いし、ストーブとしてはもう使えないとあきらめたのだ。
それで今年、なんとかガスファンヒーターを買えないかとあれこれ計算していたのである。
ちなみにガスストーブの買い換えではなくガスファンヒーターにしたのは、セキセイインコか、かまれると血だらけになるというのでちょっと怖いオカメインコでも飼おうかと思っているから。
やはり独り暮らしだと、ペットがいるいないでは、心の隙間に大きな差が出てくる。
本来だったら戌か猫がいいなと思っていたのだが、この団地では基本的にペット禁止。ゆいいつ許されているのは、小鳥か金魚・熱帯魚なのである……。
というのが、今回までの成り行き)
■ところがベランダにいる間にいきなり晴れてきて、しかも陽射しがとても強く、ちょっと汗ばむほど。
今日はもうこれでオシマイということにして部屋に戻ると、ちょっと気分が悪くなって来て、畳で横になる。
単純に体調が悪いのか、それとも「リリカ」を2錠飲んで効き始めたころに日光に当た
ったせいもあるんじゃないかと、寝ながら考える。
■ようやく復活して、観葉植物の植え替え。
「ポトス エンジョイ」という名前のついたポトスを筆頭に2つ。
買ったときのままの小さな塩化ビニール(? 柔らかいのはみんな塩化ビニールでOK?)のポットに入ったままだったから、夏の間にそのまま育ってしまって、根が混雑してかわいそうだった。
たぶんこれで、ガツンと株が大きくなり、葉が垂れてくるだろう(希望的観測)。
■その後も、掃除機をかけ、食器を洗い、タオルケットを干しと八面六臂の大活躍。が、ちょっとやり過ぎたらしく、またダウン。
体弱いのぉ……
■話は変わるが、昨日ようやく見た『鍵泥棒のメソッド』。
いやあ……『半沢直樹』で黄金のコンビとして活躍した堺雅人と香川照之、ここに原点があったんですなあ。
(『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』はたまたまふたりとも出演していたぐらいの関係らしいし、『ゴールデンスランバー』はまだまだふたりの距離がある)
このふたり、それこそゴールデン・ペアーとも言うべき名コンビなんだと思った。
香川照之のふてぶてしさと、堺正人の気の弱さが絶妙というか……。
ここでふと思ったのは、香川照之がメキメキと頭角をあらわして来たのと、柳葉敏郎の影が薄くなって来ているのは、反比例の関係にあるんじゃないか? ということ。
柳葉敏郎も、もっとアクが強ければ香川照之の演じる役のいくつかをとれたはずなのだが、たとえば『半沢直樹』の最終回で香川照之が土下座をするシーンなど、柳葉敏郎ではとてもかなわない、迫力がまったく違う状態になってしまったという、なんだかちょっと寂しいような気分にもなってしまったのだが、役柄が重なると思うのは僕だけかしらん。
しかし面白かったけれども、『半沢直樹』を見てからだと、『鍵泥棒のメソッド』の中身がなんだかとても大人しく感じてしまう。
これは福沢克雄監督(この前の『びったしカンカン』で、福沢監督は福沢諭吉の玄孫(ヤシャゴ)だったと知ってびっくりした)の目の付け所と、演出力だろうなあ。
福沢克雄監督って、とっても濃くてしつこい性格だと思う(^◇^;)。
さて、ラム肉でジンギスカンなど(50グラムだけ(/_;)食べるとするかな。