✨どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば✨

小説家・小宅高洋(新ペンネーム)のひとりライフ。

■9/30(月) 断酒1063日目 ①正のスパイラルに入れるか……

■もう9月も終わりか……10月はたそがれの国、じゃないけど、なんだかもう冬だなというイメージが。

今年も終わりという感じ。明日からカウントダウンが始まるような。

 

■昨日も夜苦しんだが(坐骨神経痛間違いなし!)、疼痛は比較的軽かった。

この理由はひとつしか考えられなくて、それは先日Amazonに注文しておいた

『ひざの激痛を一気に治す』(マキノ出版)

という本が届き、さっそく試してみた方法が早速効果をあらわしてくれたものかと。

 

この本はこれまでにいろいろな本や雑誌で紹介されてきた膝痛対策の集大成のような本で、健康本によくある

「これひとつ書くのに一冊使ってるんじゃないよ!」

と叫びたくなるような情報量の薄い本とは違い、膝の痛みを軽減する方法を編み出した人の許可を得て、インタビューを交えながら、数多の方法を集大成した本なのだ。

(ゴキブリ体操も載ってた……今は中断している踏み台昇降とか、足指のグーチョキパーとか、けっこう情報満載だった)

 

その中に、まずは簡単にできる

「膝と足裏の温冷・温温湿布」

というのがあったので、温湿布を買ったばかりでもあるし、それをやってみようと、痛みの発作が起こる前の夜8時ごろに実践してみたのだ。

 

これは「血海」と呼ばれる左右の膝関節のすぐ上の内腿側にあるツボと、足の裏に湿布をして、膝から足先まで暖かい血液がスムーズに流れるようにして、膝の痛みや腫れ、むくみを改善しようとするもの。

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ツボといっても、この辺全体に温湿布してしまえばいいのだから、あまり細かい場所について考える必要はない。

 

そして足裏にも湿布をするのだが、これは人によって、冷湿布あるいは保冷剤などを使って冷やすか、温湿布やカイロなどを使うかが違って来る。

東洋医学における体質の代表的なタイプとして「陰虚[と「陽虚」という分類がなされるが、

陰虚体質の人は、膝が冷え、足先が火照っているので足裏を冷やす。

陽虚体質の人は、膝と足先の両方が冷えているので、足裏を温める。

のだそうだ。

 

僕の場合は明かに「陽虚」体質であり、冷え性で手足が冷たく、特に足の指なんか夏でも驚くほど冷たい。さらには汗をかきにくく、トイレが近く、疲れやすいなどの特徴にバッチリ当てはまっている。

(「陰虚」はこの正反対で、手足が火照る、のぼせやすい、汗かき、トイレに行く間隔が長い、足がむれやすく靴を脱ぐとクサイなどの特徴がある。

不思議なのは、以前太っているときは、僕は明らかに「陽虚」だったのに、30代前半で空手を始め、ジムに通うなど、もういちど体を鍛え直そうとして、さらにはこの3年お酒を完全に遮断してしまったら、まったく偽陸の「陰虚」体質に変わってしまったこと)

 

だから昨夜は「血海」と足裏に、温湿布をして、来たるべき発作にそなえて横になっていたのだ。

発作は9時半頃から始まり、10時半にはピークを迎え、うめき苦しむことにはなったのだけれども、明らかに疼痛の程度が軽かったことは確か。

事実1時過ぎると、DVDを観ながらコクリコクリと船をこぎ出しており、1時半には寝てしまったのである。

これ、効いたなあ……関節炎だけじゃなくて、神経痛にも効いたのが嬉しい(たぶん足の血流が増加したから、血管がしぼむことなく、つまりは神経を圧迫するのが軽かったんだと思う。ちゃんと坐骨神経まで情報が伝わって居るんじゃないだろうか)

本買って良かった。

 

■かなり深い眠りだったらしく、3時半に起きてしまったときには、すでに朝に近いだろうと思っていた。

が、睡眠時間2時間と知り、また寝直すことにしたのだが、妙にお腹が空いてしまい、こんにゃくゼリーを食べてごまかしてまた爆睡。

なんと11時起床。

 

だから午後も2時を過ぎたいま、ようやく頭がすっきりしてきたのだが、これまでずっと夜中苦しんで明け方寝ていた疲れが、どっと出てるんじゃないだろうか。昨日今日と。

 

時間的にはもったいないし、これで遅めの夕ご飯を食べたらまた夜の発作にそなえるだけで1日が終わってしまうのだが、もうしょうがない。

この神経痛がもう少し軽くなるまでは、カンペキな病人なんだと割り切って、闘病を続けようと思う。

 

しかしなんだか、神経痛も困るけれども、いつの間にかアルブミン以外、肝臓のことを心配しなくなっていた自分は、ある意味、快方に向かってるんじゃないかと(一生治らないけど、その中でベストの状態という意味)。

 

■痛みは本当におさまってきている。もちろん周期的な痛みがあるらしいから、油断はできないのだが。

今日、簡単な買い物をしに行った時も、自転車のペダルを漕ぐ際に、膝に力が入れられて、これまでなんだか“噛み合わせが悪い”といった感覚が少なくなっている。

 

これまで腹筋と斜め腹筋、腕立て伏せ程度はしてきたのだが、ここ2週間ぐらい、調子のいいときだけスクワット(きちんとした姿勢で、お尻を後ろに引き、膝頭がつま先より先に絶対に出ないように注意しながら、両腕を前に出してお尻とのバランスをとるような、ちょいとみっともない格好)を始めていたのだが、

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今日は試しに、ゆっくりと様子を見ながら、10回に挑戦。

なんとかやることができた。いやはや、わずか10回だけれども、とても嬉しい。

なにしろ5カ月にもわたる半寝たきり状態で筋肉が衰えているのは明白だから、いずれリハビリは必要だったからである。

それが、今日スタートを切ったという感じ。

(入院して2週間、まったく歩かずにベッドに寝ているだけで、足の筋肉がごっそりと落ちるそうである)

 

さらには腰のマッケンジー法も、これまでは怖くて2~3回しかできなかったのだが(なにしろ医師が禁じる背中反らしをやるのだから……)、やってもさほど痛みを感じなかったし、その痛みも30分以内におさまっていたので(30分以内におさまらなければ別の原因の可能性があるので、以降は運動を中止し、専門の医師の診断を受けなければならない)、今日初めて10回に挑戦。

これまで少しずつやっていたせいか、まったく痛み無し。

 

さらには毎日気づいたときにやっている片足立ちや、何ヶ月ぶりか忘れたストレッチポールに乗っての体幹トレーニングなど、けっこうこなすことができた。

これで腰痛がおさまって、それに従って坐骨神経痛(僕はどうも、寝たきりの姿勢が多かったせいじゃないのかという気がしてきている)が好転し、さらには膝の痛みや夜の発作がなくなってくれば、もう少し長いウォーキングも可能になるだろうし、プールも可能になってくるだろう。

そうなれば、これまでとはまったく逆の、正のスパイラルに入れることになる。

 

クスリの種類も少なくなるだろうし、食欲も増すだろうし、きちんと自分の身体に合った料理もするようになるだろうし、そうなると肝臓にもいい影響が出てくるはず。

 

今の目標というか願いは、それだけだな。